Saturday, July 03, 2010

ブラジル vs オランダ

言わしてくれ。

何だこれ? ワールドカップのベスト8で,これまで幾多の名勝負を演じてきたブラジルvsオランダというカードで,何でこんな糞みたいな試合になるんだ。それらしかったのは,前半最初のブラジルの得点のみ。これなら日本vsデンマークの方が100倍ましだわ。最後まで見て本当に損したわ。

ブラジル vs オランダ

うーん,何かブラジル自滅っぽいっすねえ。

Wednesday, June 30, 2010

終戦

PK戦になると分かっていればGKは楢崎の方が良かったような気がするが,まあしょうがない。両チームの実力からすれば,勝敗の結果は妥当と言わざるを得まい。日本が勝つとすれば,120分以内に点を取って勝つしかなかったのだろう。

さて明日からは研究に専念しよう。

PK突入

日本とパラグアイ,お互いのチームの持ち味が相乗効果を生み出した結果,韓国 vs ウルグアイとは,まあ何と対照的な試合になってしまったことか。まあここまで来たらなるようになるしかない。

日本 vs パラグアイ

延長突入。

バルサ=オランダ=スペイン好きの評論家連中には極めて評判が悪そうな試合展開だが,相手がよりによってパラグアイなんだからしょうがない。下手にこちらが攻めたら相手の思う壺。まあすっきりしない事は確かなんだが。

Monday, June 28, 2010

ドイツ vs イングランド

やはり,イングランドの2点目が明らかな誤審で認められなかったのが,試合のバランスを崩してしまった。ある意味,面白いと言えば面白いんだが,サッカー本来の面白さではない。何だかなあ。

Sunday, June 27, 2010

しかし

ウルグアイの2トップは凄いねえ。スアレスは名前しかしらなかったけど,本当にいいFWだ。

韓国vsウルグアイ,アメリカvsガーナ

韓国はいいところまでは行ったんだが,オランダ戦の日本と同じで,勝てる気はしなかった。やはりホームのアドバンテージ無しで,アジア勢が南米の強国に勝つのは難しいということか。

でもホームのアドバンテージという割に,アフリカ勢がガーナしか残っていないというのは寂しい。思い入れがあるわけではないが,そういう意味ではガーナが勝ってよかったかな。しかしギャンか...。目のところが一つ目で,十字になっている奴だ。マクベだよね?(年齢がばれるな)

Saturday, June 26, 2010

日本予選突破

本田がFW???と最初は思ったが,スパレッティが指揮したローマが一流のFWを買えなかったため,トッティのワントップという布陣を敷いてそこそこ成功していたことを考えると,そんなに奇をてらった作戦という訳でもない。ローマの場合は,トッティがボールをキープして,後ろからデロッシやペロッタが飛び出してくるというシステムだったのだが,確かに点を取られてからのオランダ戦後半とデンマーク戦では,それに近い攻撃的なシステムとして機能していた。とは言え,長期的にはやはり本職のセンターFWが出てきて欲しい。

ブラジルやアルゼンチンとあたるよりは若干ましだというだけで,ガチンコのパラグアイは相当に強いだろう。今晩の韓国の対戦相手のウルグアイよりは,かなり強いはずだ。どうせ負けるなら,ミーハーながらイタリアとやりたかったな。

Monday, June 21, 2010

ポルトガル vs 北朝鮮

うーん。5点目くらいまでは,もう勘弁してやれよという感じだったけど,7点も取ってしまうと笑うしかない。何だかんだ言っても,日本と韓国は東アジアでは頭一つ抜けているということか。

Friday, June 18, 2010

ブブゼラは

携帯のバイブと紛らわしい。

Thursday, June 17, 2010

アルゼンチン vs 韓国

前半の最後に1点を返したまでは素晴らしかったが,その後はやはり駄目だった。

テクニックもあるが,それ以上に根性とフィジカルを前面に押し出したプレー・スタイルという意味で,韓国はアジアのアルゼンチンなのだ(そしてパク・チソンはアジアのテベス)。そして同じようなスタイルの国同士が真正面からぶつかれば,ジャイアント・キリングを期待するのは難しい。韓国にしてみれば,やはりゼロゼロで引き分け以外にはチャンスは無かったのではないのか?

しかし次にオランダとやる日本も,明日は我が身。くわばら,くわばら。

Wednesday, June 16, 2010

うちの奥さん2

小島よしおより,クリスチアーノ・ロナウドの方が格好いい。

Tuesday, June 15, 2010

人間力2

「闘莉王がいるのがドイツの時と違う」って,それじゃスタジオのオサレ番長の立場がないではないですか。まあ,その通りなんですが。

人間力

相変わらず,含蓄があるんだかないんだか(たぶんない)わからんコメントが多い。

阿部くん

エリア内で,エトーを引っ張るのはやめましょう。PK怖いです。

Monday, June 14, 2010

日本 vs カメルーン

松井→本田で,素晴らしいゴールなのだが...,ひょっとしてカメルーンは下手なのか?

オランダ vs デンマーク

これをレベルの高い試合と言う人が多いかもしれないが,良く似たタイプのチームが正面からぶつかれば,地力に勝る方に有利に試合が転がるのは当たり前のこと.その意味では凡庸な試合.
デンマークが本当にオランダを倒しに行くのなら,ユーロの時のロシアのような戦い方をしなければ.まあデンマークにアルシャビンがいないことも確かなのだが.

フース・ヒディンク

前のエントリーを書いた後,Numberをめくってみたらヒデインクが開幕前に「ガーナとスロベニアに番狂わせの匂いがする」と言っていた.うーん,やはり恐るべしヒディンク.

セルビア vs ガーナ, スロベニア vs アルジェリア

どちらも地味だが,どちらも締まった良い試合だった.特にセルビア vs ガーナ.
セルビアは,ユーゴの伝統を引いたテクニシャン系だが,センターバックのビディッチを中心に守りも堅い.ガーナは,モウリーニョの頃のチェルシーに似ている.あそこまで組織されていないが,身体能力をより前面に押し出した感じ.でも南アフリカやアルジェリアに較べれば,同じアフリカ勢とはいえ,はるかにヨーロッパ的に組織されている.
どちらかというとセルビアの方が好みだったが,審判の判断(退場)と魔が差したとしか言えないミス(ハンドでPK献上)で,ガーナが競り勝った.これで,D組はよほどのことがい限り,ドイツとガーナで決まりだろう.

Sunday, June 13, 2010

うちの奥さん

ブブゼラはハエの音みたい。迷惑。

韓国 vs ギリシャ,アルゼンチ vs ナイジェリア

韓国ファンにとっては最高の試合だろうが,単にサッカー・ファンとして見ると,この上なく低レベル。無論,問題は韓国ではなくてギリシャ。まるで自国の経済問題が乗り移ったかのような,とても前々回のユーロ・チャンピォンとは思えない低レベルのプレー。

しかし,マラドーナのスーツ姿は初めて見たよ。

Saturday, June 12, 2010

ワールド杯開幕

開幕戦「南アフリカ vs メキシコ」
どちらも超一流のチームという訳ではないが、南アフリカは少し軽めだが、まさにアフリカ的だし、メキシコは毎度おなじみのメキシコ。点の取り方も、いかにもそれぞれのチームらしい。確かにW杯は面白い。

Monday, May 31, 2010

日本vsイングランド(続き)

オシムは高く評価しているようだが,これくらいのポテンシャルは以前からあったはず.とはいえ攻撃の物足りなさは相変わらずだし,体力的に最後まで守りきれないところも変わっていない.まあ韓国戦までが悪すぎたわけだが...古株のサッカーファンとしては,一喜一憂するというよりは,とりあえず一安心という所か.

PS 個人的な意見を言えば,本番は俊輔をスタメンに入れない方がいいと思うのだが...

Sunday, May 30, 2010

日本vsイングランド

センターバックがゴールして,センターバックがOG二発で逆転負け...というのも,何か日本の現状を反映している.攻撃ばかり問題視されているが,やはり守備の問題も根深い.まあ,雨がかなり降っていたようなので,なんとも言えないが.

収穫は川島,それと阿部・長友くらいか.

Sunday, May 23, 2010

CL決勝

今週末は学会だったというのに,結局,早起きして見てしまった.

うーん,確かにインテルが守備的だった面は否めないが,個々の選手のクオリティーは絶対的にインテル>>バイエルン.特に得点シーンは,2点ともバイエルンのセンターバックがクソ過ぎる.結論としては妥当な結果かと.

Saturday, May 15, 2010

谷亮子、民主党から出馬

かつてのナンシー関の予言通り.

本人の体質的には自民党だと思うんだが、勝ち馬に乗るが得策と見たか、結局、自民も民主も違いは無いということか。勝間さんと同じ匂いがすると思うのは、私だけ?

Wednesday, April 28, 2010

『龍馬伝』の武市半平太は

もう別れたようですが,去年あたりまでPuffyの由美と付き合っていたのですね(そんな私は亜美派)。

どれが一番大きいニュースか?

「検察審査会が小沢幹事長を起訴相当と判断」
「沢尻エリカ,勝手に離婚宣言」
「殺人の時効廃止」
「ギリシャ国債,格下げで投資不適格」

事業仕分けは霞んでしまったねえ。

TRICK 劇場版

日曜の晩だったが,TVでの放送を見た。
そうか,琴美は成海璃子だったのか...。

Tuesday, April 20, 2010

プレミア・リーグ

アーセナルは終戦.

だがマンチェスター・ダービーは面白かった.マンウーは好きではないが,それでもスコールズは素晴らしい.まさにベテランの味の決勝点.

Sunday, April 11, 2010

中村梅之助

週末,カゼ気味なので,家でグダグダとテレビを見ながら過ごし,『血槍富士』などという,大昔の時代劇をみることになった。こういうときは,CATVというのはある意味有難い。ドラマ自体は微妙だったが,やはり主演の中村梅之助はいいねえ。杉良太郎も悪くないけど,遠山の金さんはやはり中村梅之助だよねえ(松方弘樹は論外)。

Monday, April 05, 2010

なぜ民主党は大勝できたのか?

少しまどろっこしい部分もあるが,自分が常々考えていたことをデータを踏まえて,ちゃんと検証してくれていて,政治学の本としては久々に面白かった。

菅原琢 『世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか』

アーセナル

せっかくファン・ペルシーが帰ってきそうなのに,セスクもアルシャビンも,もう今シーズンは駄目そうなんて,なんと間が悪い.まあ下と大分離れているし,トップチームとの対戦は済んでいるので,プレミアムの三位以内は問題なさそうだけど.

Thursday, March 04, 2010

オリンピック雑感(2)

しかし日本も凄い.国の援助もタカが知れているだろうに,とにかくありとあらゆるマイナー競技に日本人が出場している.韓国みたいに,有力競技は国が懸命にバックアップしてくれるわけでもない.中国みたいに,金メダルを取れば一生楽して暮らせるわけでもない.なのに何が日本人の若者達をそこまで駆り立てるのか?

なぜかは分からないが,少なくとも通産省の産業政策や行政指導が日本産業の発展をもたらしたというのは,やはり間違いに違いない.

オリンピック雑感(1)

バンクーバー・オリンピックの前半は出張でインドに滞在.あちらは当然,冬季オリンピックに興味なし.その代わり,もうすぐ開催されるコモンウェルス・ゲームがあたかもオリンピックに匹敵するイベントであるかのように宣伝されていた.そしてテレビでは繰り返し繰り返し,クリケット.オリンピックで,ひたすら自国の存在を誇示しようとする中国のような国もどうかと思うが,ここまで馬耳東風なのもまた何なのかと.

Monday, February 08, 2010

プレミア・リーグ

悪い予想が当たって,アーセナルはマンU,チェルシー戦を続けて落として,優勝戦線から2歩後退.やはりアルシャビンのワントップというのは,フィジカルを前面に押し出したチェルシー相手には分が悪い.最初からベントナーを入れておいても良かったのでは.

Friday, February 05, 2010

Mankiwのブログより

米国の金融機関規制法案については,オバマの人気取りだのなんだのと揶揄する向きも多いが,まあ一朝一夕に出てきたものではないことも確かだろう:

http://gregmankiw.blogspot.com/2010/01/note-from-inside.html

このインサイダーの主張を額面通り受け取るかどうかは別として,この程度の規制強化については,金融のプロを自称する者なら当然予想しておくべきことだと思うのだが.

Saturday, January 30, 2010

「事務次官を「格下げ」、局長と同じ処遇に 首相骨子案」

一部の政治家はこの件について勘違いしている,もしくは選挙民に勘違いさせてようとしているが,これまでのような強力な事務次官が必要かどうかは,ほぼ100%政治家の側の問題であって,官僚の問題ではない。自民党の長期政権下で,官僚のトップが強力な権限を持つに至った最大の理由は,選挙対策と称して年にいっぺんは内閣改造を行い,閣僚ポストを単なる論功褒章の餌として扱ってきたからだ。そんな頻度で交代していたら,大臣が役所の仕事に精通する暇など無いし,政策の一貫性も何もあったものではない。必然的に官僚の方がしっかりせざるを得なくなり,実際上の権限は官僚のトップに集中することになる。自民党の最後の三年間は,選挙対策のために一年毎に総理大臣の首を挿げ替えていたのだから,政策が首尾一貫せずに迷走して国民に愛想を着かされるのは当たり前である。

もし政治家が,本当に事務次官をなくす/大幅に権限を弱めるなら,各大臣は最低でも二年間は任期を全うするべきだし,それだけ任務に精通した人物を大臣に就けるべきである。現政権がそれを成功させることができるかどうかは,官の抵抗うんぬんの問題ではなく,政治家の側の実力の問題である。

米作家サリンジャー氏、91歳で死去

恐らく今でも,ハイティーンの特に男子にとっては,『ライ麦畑』は通過儀礼であるのだろう。私もやはり1~2年かぶれていたような記憶があるが。ところで,我々のくらいまでの世代にとって同じく通過儀礼であった庄司薫も同じような経路をたどりつつあるのだが,結局これ以上小説を書くということは無いのだろうか。

Friday, January 15, 2010

明日からセンター試験

受験生のみなさんには頑張って欲しいですが,今年は試験監督をしなくていいかと思うと,何はともあれ嬉しくて涙が出ます.

Sunday, January 10, 2010

カールじいさんの空飛ぶ家

カールじいさんが旅立つまでがあまりに良くできているので,残りの4分の3の印象が多少薄くなるのは否めないが,ストーリー・作画とも確かに良くできている.泣かせにかかっているとわかっても,泣かされてしまう.前の晩にTVで見た「もののけ姫」が,以前と見たときと同じくやはり訳がわからなかったがために,「カールじいさん」の良さが際立ったのかもしれない.(宮崎駿が全部駄目だというのではなく,「カリオストロの城」や「ナウシカ」,「千と千尋の」あたりは,本当に素晴らしいと思います.)

Friday, January 08, 2010

Best Albums 2000-2009

その時の気分によって,半分くらいは入れ替わるかもしれませんが,とりあえず(順不同):
1. Prime Directive / Dave Holland Quintet, ECM.
2. Live in Tokyo / Brad Mehldau, Nonesuch.
3. Live / Brad Mehldau Trio, Nonesuch.
4. Works for Me / John Scofield, Polygram.
5. Oh! / Scolohofo, Blue Note.
6. These Are the Vistas / The Bad Plus, Columbia.
7. Elephant / The White Stripes, Warner Bros.
8. Beauty & Crime / Suzanne Vega, Blue Note.
9. White Bread Black Beer / Scritti Politti, Rough Trade.
10. Vivaldi: The Four Seasons / Andrea Marcon, Venice Baroque Orchestra, Giuliano Carmignola, Sony.

Sunday, December 27, 2009

2009年のAlbumベスト5

2008年発売のも混じってますが
- Dear Science, TV on the Radio, Warner
- The Fall, Norah Jones, Blue Note
- Spirit Moves, Dave Douglas, Koch
- Folk Art, Joe Lovano Us Five, Blue Note
- Ultrahang, Chris Potter, Artistshare

日経今年のベスト10

私の投票する本の得票数が,いつも下の方なのはなぜでしょう? アカロフ=シラーが,今更新しいとも思えないんだが...。ちなみにトップ10に入っている中で自分が選んだのは,セイラー,バーンスタイン,フリードマン=シュワルツ。全部,洋物だったのがいかんかったかねえ。

Sunday, December 06, 2009

鹿島vs浦和

NHKで,久し振りにJリーグの試合を最初から最後まで見た.今回は川崎に優勝させてやりたかった気もするが,試合自体はいつもCATVで見ているプレミアのゲームと比較しても,かなり上位に入る面白さだった.いつもこのレベルを期待するのは難しいのは分かっているんだけど,こういう試合がもっと多くなれば,私も喜んで自腹を切ってサッカー場に見に行くよ.

もう一つ印象深かったのは,夜のニュースで,朝方決まったW杯のグループリーグ組み合わせについてインタビューに答えていた,この試合の観客達のこと.鹿島と浦和のハードコアのサポーターの,それもテレビ局側が選んだ受け答えだけを放送しているのだから当たり前なのだが,極めてまっとうな大人の意見を述べていた.岡ちゃんが,自分自身で無理だと分かっていても「ベスト4を目指す」と言わざるを得ないこと.選手達の方も十分それを分かっていて,彼について行く覚悟を決めていることなど,こもごもみんな咀嚼した上で,極めて玄人っぽい受け答えをしていた.マスコミやネット上での,くだらない専門家の「コメント」などとは比べものにならない.こういうファンがいるんだから,なんだかんだ言っても日本のサッカーはまだまだ大丈夫だろうという気がした.

Saturday, November 21, 2009

日銀の審議委員に宮尾龍蔵氏

誰が言い出して,最終的にどういう理由でこの人事案になったかは,かなり興味深いものがある.

学者の世界の感覚からすると,ずいぶんと思い切った話であることは確かだ.人物的に文句は無いが,I尾氏が民主党自身に拒否されて以降,我々の業界で下馬評に挙がっていた人達の顔を思い浮かべてみると,かなりの有力候補をすっ飛ばしたことになる.それをポジティブなこととして考えるなら,年齢や序列を無視して,若くて有能な人間を選んだといえる.しかしネガティブに考えると,(1)かなり日銀寄りの人を選んだ,(2)この国の世渡りでは相変わらず,喧嘩をせず他人の悪口を言わないことが重要なのだ,ということになる.

宮尾氏については個人的に良く知っているので,彼の学者としての評価と人物に関しては文句は無い.ぜひこのまま上手く行ってくれることを,節に祈っている.

Saturday, November 07, 2009

よんでますよ、アザゼルさん。

聖☆おにいさんとは真逆の下ネタ連発であるが,こちらも気に入った.

松井秀喜 MVP!

偉いですね.むちゃくちゃ好きな選手というわけではないが,イチローといい松井といい,同じ日本人として鼻が高いし,頭が下がる.

レヴィ=ストロース死去

まあ100歳まで生きれば,知識人としてなすべきことは,全てなし終えてからこの世を去ったということで,大往生であろう.『野生の思考』と『悲しき熱帯』しか読んでいないし,そのことが現在の私の仕事にどういう形で影響を与えているのかは,自分でも明確に認識できているわけではない.ただ,経済学者以外で最も大きな影響を受けた数人の一人であることは間違いない.

Saturday, October 31, 2009

Macro in 21st century

しばらく前のMankiwのブログで言及されてましたが,もとのKocherlakotaのページが消えてしまっているようなので,興味がある人はこちらをどうぞ.

しかし...

KrugmanとDeLongは何処へ行こうとしているのか? 最近も,地球温暖化問題に関連して2人そろってSteve Levittにいちゃもんつけているし.何かひたすらいろんなところに噛み付きまくっている感じ.DeLongは習ったことあるし,とっても良い人だったんだけど,何でこんな無闇に攻撃的になってしまったのかなあ.

たまには真面目なエントリー

最近、暴走(?)が止まらないPaul Krugman
vs
生真面目なJohn Cochrane

まあ当たり前のことながら,私はCochrane派ですが.

Wednesday, October 28, 2009

ホテル

ところで先週NYとDCに出張してきたのだが,改めてNYのホテル代のバカ高さには唖然とさせられた.東京は,外資系の一部のウルトラ・ラグジュアリーホテルを除けば,お一人様2万円台でトップクラスのホテルに十分泊まれるというのに,マンハッタンのど真ん中とはいえ400ドルって何それ.

とは言うものの,一度くらいはMercerやCarlyleに泊まってみたいとも思いますが.

聖☆おにいさん

物凄くツボというわけではないのだが,とりあえず3巻まで買ってしまった.1冊につき,2つ・3つハマルギャグがあるという感じでしょうか?

Monday, October 12, 2009

アイドルを見る男性の目・女性の目

昨日のおしゃれイズムに佐々木希が出ていて非常に可愛かったが,最近の私のお気に入りは彼女と北川景子.まあ個人的には「佐々木希>北川景子」なのでいいのだが,うちの奥さんに言わせると佐々木希は確かに可愛いが,北川景子はいまひとつ性格が悪そうなので駄目だとか.基本的に同じ路線だと思うのだが,どう違うのだろうか? 

そういえば独身の頃,実家で一緒にスーパーサッカーを見ていた時に,隣の母親が突然,白石美帆のことを「計算高そうな女だ」と毒づいていたのを思い出した.

ノーベル経済学賞

Oliver E. Williamson: ガチンコ本命大当たり
Elinor Ostrom: Who?

Saturday, October 03, 2009

キムタク古代進、メイサ森雪でヤマト発進

これ本気なのかねえ? ヤッターマンはコメディーのパロディーだから成り立っているけど,キャシャーンやデビルマンの実写版がどれだけ悲惨なことになったか,覚えてないわけじゃないだろうに.ああ,あと最近だと,ハリウッドの実写版ドラゴンボールって言うのもありましたっけねえ.

日本の五輪招致のプレゼンを見て

一部の閣僚の暴走気味の発言等問題はあるにせよ,現政権の経済政策については,今しばらくその行方を見守るべきであろう.しかし,今回の五輪のニュースを見て改めて思ったが,首相のネクタイの趣味だけは生理的に受付けない.あれだけは,いますぐ改善して欲しい.

2016年オリンピックはリオデジャネイロ

オリンピックとは世界のスポーツの祭典という表の顔の下に,ヨーロッパの一部の貴族達が新世界から富を吸い上げるための装置という裏の顔を持っている.国の活力や経済力としては,もはや見るべきものも無い老人である大陸ヨーロッパのアッパークラスが,文化と歴史を背景にした修辞を駆使した巧妙な手口(外交力とも言う)で,米国を含めた他の大陸の国々に対して,オリンピックの開催を「認めてやる」という優越的立場を保持している.(ノーベル経済学賞にも似たようなところがある.)しかも免許を頂くためには,下々は付け届けをしなければいけないという,日本古来のお稽古事のような世界である.
 世界金融危機でトバッチリを受けたヨーロッパの上流階級が,米国にいい顔をするわけなどもなく,シカゴは最初に落選.かつてのカモだった日本には昔日の面影は無く切り捨て.身内のマドリッドも,身内だけに経済が火の車という実情は良く分かっているはず.だとすれば,運営が上手く行くかどうか不安はつきまとうが,今が旬のブラジルを選ぶのはごく自然な成り行きだろう.
 サマランチほどあからさまでないにせよ,ロゲにしたところで同じこと.祖父の代から同じテーラーでスーツを仕立て,腕にはパテックを巻いたヴァンパイアどもである.彼自身らは何を生み出しているだけではなく,オリンピックという巧妙な寄生装置を使って,富と名声保ち続けているだけである.実際のオリンピックを見るのが楽しいことを認めないほどヤボでもないが,五輪開催地決定のプロセスは,毎度のことながら鼻白むニュースである.

Monday, August 31, 2009

PS

あとあれですな,チゲにラーメンの麺(?)が必ず入ってくるのも,日本の韓国料理屋ではあまりないような気がする.キムチチゲも,日本で食べ慣れているとはいえおいしかったです.

アジアでのコンファレンス

日本は多少違うが,中国・韓国・香港・シンガポールみな同じ.とにかく海外からの来客に対しては,食事を気にする.極端な話,コンファレンスの中身よりも食事の方が重要でないかと思うこともある.とにかく徹底的にもてなす.

今回もたっぷり頂きました.でも初めて食べたKorean Breakfastは確かにおいしかったです.

韓国にないもの

韓国の大学の施設は素晴らしい.建物も,中の施設も,日本の大学では比べ物にならない。しかし二日間の滞在のうちに,日本の我が家や我がオンボロ大学にはあって,生活の一部になってしまっているために,無いと苦痛なものがあることに気がづいた.

それはシャワートイレである.

Sunday, August 30, 2009

韓国出張

で,ソウルで日本の選挙結果を見る.まあ民主党が300議席を超えるのは予想の範囲であろうから驚きはないが,本当にどこまで行くのか.私の中学時代の同級生は,やはり駄目だったようだ.

Monday, August 17, 2009

プレミア開幕

今年もまた、週末の夜更かしの原因が始まってしまった。まあアーセナルが爆勝したので、気分はいいですが。しかしアデバイヨールもコロトゥレも出しちゃって、ガナーズは大丈夫か?

Monday, August 10, 2009

『酒井容疑者、衝撃のトランスDJプレイ』

というのをYouTubeで見ましたが,ディスコ(今はクラブって言うらしいけど)でやっているんだったら,別に普通じゃないですか?

Sunday, August 09, 2009

世界金融危機とマスコミ

奥さんが実家に行って留守なので,某国営放送の世界金融危機に関するスペシャルをとり溜めてためてあったのをまとめて見たけど,なんじゃこりや? 10年前の金融工学のシリーズは,今となって振り返るとそれなりに水準の高いドキュメンタリーだったと思うけど,それと較べると,今回のやつは凄まじく低レベルですね.

マスコミというのは日本も海外もそもそも反権力志向の部分を持っているし,そうでなければ批判精神が無いことになって困るんですが,今回の世界金融危機に関しては,いろんなメディアがかなり的外れな「悪者」を仕立て上げて,それを叩いて喜んでいる感じです.それにあわせて自分の過去を「懺悔」するアホなエコノミストも出てくるわで,いくらなんでも,みなさんもう少し責任を持って,ちゃんと自分の頭で考えてやってくれないと,それを信じちゃう世間の人も出てくるから困るんだけどねえ.

のりP劇場

いやー凄かったですね.これだけ頻繁に職場でWebをチェックしていた一週間は初めてです.すでに個人的にはお腹一杯ですが,これから第二幕が始まるのでしょうか? 

Sunday, August 02, 2009

同期の桜

大学の同期生(といっても私は本人とまともに話すのは初めてだったのだが)が,家業の会社の社長に就任したということで,お祝いの会にかこつけた同期会に出席した.中学のときの同級生は,父親の後釜として衆議院議員に出馬するとの報道があった.まあ私もそういう歳になったということで,今月も頑張りましょう.

Friday, July 17, 2009

PLUTO最終巻

毎度お馴染み、浦沢直樹の悪い癖。今回は風呂敷を畳めなかったというよりは、畳みいそいだというところか。Amazonでも散々言われているので、もうこれ以上は言うまい。

Tuesday, July 07, 2009

青少年の創造力の欠如

週末、我が家の近くのドンキに、ペットボトルのお茶をまとめ買いしに行ったときのことであった。三、四人の中学生か高校生とおぼしき制服のワイシャツ姿の少年達が、私の前でレジに並んでいた。買い物カゴを持っているのは先頭の少年ひとり。そのカゴの中身を見て私は驚愕した。そこに有ったのは、数本のTENGAだったのである。10代の青少年が最大の創造性を発揮すべき作業において、かくも安易に道具に頼るとは嘆かわしい限りであり、我々の社会の無意味な成熟と停滞の一端を垣間見た気がした。
なおTENGAが何か知らなければ「福山雅治、TENGA」で検索をかけてみるとよい。

Sunday, June 28, 2009

まだ錦糸町なので

続きを書きますが、日本のクールビズもどうかと思いますが、香港やシンガポールの、とにかく部屋の中をキンキンに冷やすのがおもてなしっていう考え方も、環境問題を別にしてもどうかと思いますよ。一日目は凍え死にしそうになりましたわ。お茶の水に着いたので、今日はこれくらいにしておきます。

久し振りに

いや別にどうっていうこともないんですが、海外出張の帰りで成田EXの時間が微妙で、快速で帰ることにしたんですが、車中暇なので、暇潰しに携帯から久し振りに書いて見てるだけなんです。秘書にお願いされたトニー・レオンの載っている雑誌を香港の空港で探したんですけど、表紙はみんなマイケル・ジャクソンだったんですよ。別の本屋を覗こうと思ってたら、同じコンファレンスに出ていたU野くんとF永さんに声を掛けられて、何かワルいことしようとしている所を見つかったよう気分になって探すのやめちゃったんですけど。ちなみに一番好きな曲は、月並みですがビリージーンとOff the Wallに入っているShe's Out Of My Lifeっていう曲です。

Wednesday, April 22, 2009

元祖天才バカボン

CATVで『元祖天才バカボン』の再放送をやっていたので,何の気なしに見ていたら,エンディングテーマが流れてきた.
「四十一才の春だから
元祖天才バカボンのパパだから
冷たい目で見ないで」

そうか、オレはバカボンのパパよりも年上になってしまったのか….

Sunday, March 08, 2009

PLUTOとバーディー

新しいのが出たらとりあえず買うというアーティストがいて,音楽ではBrad Mehldaudだが,漫画では浦沢,ゆうきまさみ,そして西原である.私以外にも,PLUTOと鉄腕バーディーEvolutionの単行本の発売を待ちかねて,店頭に並ぶと同時に購入した人は多いのではなかろうか.

PLUTOは原作があるだけに,MONSTERや20世紀少年の新鮮な緊迫感には欠けるが,浦沢の「風呂敷を広げすぎて畳めなくなる」という病気は気にならないので,20世紀少年の最後のグダグダの後では安心して読める.その意味ではバーディーほうがよほど心配だが,009の「神々との戦い編」を何度も書き直しつつ,とうとう風呂敷を広げたまま死んでしまった石森章太郎という例もあるので,まあとりあえず気長に付き合うことにしよう.

Friday, February 27, 2009

電子機器的に厄災の週

今週は月曜日の朝一番に研究室のパソコンが壊れて,二日ほど研究の方が仕事にならなかった.週の終りに今度は,御小遣いを握りしめてヨドバシに行くと,リコールになったとか言って,店員が,店頭からは引っ込めてあるが,そこに置いてあるのが見えるBlackberryを売ってくれない...。みなさん,私は何か悪いことをしたのでしょうか?

Wednesday, January 14, 2009

なんで今更ジャック・アタリ?

朝日新聞グローブとかいうのに,ジャック・アタリの御高説が載っていた.私自身は自分のことを,どちらかと言えば左だと思っているが,しかし,日本にはまだこういうのを有難がる,自虐的なサヨク層がいるというのには本当にうんざりする.アタリが非常な才人であることは認めるが,東洋の小さな島国のことなどたいして分かってもいないし関心もないのは明らかで,その言説がアンチUSAだからということで,あたかもヨーロッパの最高の知性のように扱うというのは,彼の手口にまんまと乗せられているだけだ.思想家?御冗談でしょ.あんなに毀誉褒貶の激しい人なのに,日本のマスコミでは,彼の「誉褒」の部分しか喧伝されていない.興味がある人は,アタリが,なぜ欧州復興開発銀行総裁を辞任せざるを得なくなったのか,海外の新聞のWebで確かめてみるとよい.

Thursday, January 08, 2009

2008年のMy Album Best 5

- Brian Blade Fellowship, Season of Change, Verve.
- Brad Mehldau Trio, Live (2 disks), Nonesuch
- Roy Hargrove, Ear Food, Emarcy.
- Medeski, Martin & Wood, Let's Go Everywhere, MRI.
- Joe Lovano & Hank Jones, Kids: Duets Live at Dizzy's Club Coca-Cola, Blue Note

Lovano & Jonesのリリースは2007年

Tuesday, January 06, 2009

中野サンプラザ

今年の正月もしょっぱなから昨日まで,ずっとハロプロの公演だった.モー娘。は,もう落ち目と言われ続けてだいぶ経つが,毎日,通勤でサンプラザの横を通る人間にとっては,とてもそうは思えない.2カ月に一回はハロプロの公演をやっているのではないかという気がする.しかし,サンプラザ前の広場にたむろする多くの青少年(および一部,中年)の,モアっとした外に向いてんいるんだか内に向いているんだよく変わらないエネルギーを,何かもっと社会の役に立つものに向けられないものか? アイドルに送る声援を競うかわりに人力発電をしてもらい,ワット数に応じてアイドルと握手できたり,お話しできたりとか.だめ?

Tuesday, December 23, 2008

男性ファッション誌

休日に近所の本屋で雑誌をまとめて立ち読みしたが,しかしプラチナサライといい,AERA STYLE MAGAZINEといい,今時なんでこんな周回遅れの陳腐な内容の中年男性向けのファッション誌を創刊するのだろうか? 現在のメジャーどころは恐らく:

 Men's EX = 服飾オタク・マニア向け
 BRIO = 保守的小金持ち路線; プチ上流階級志向
 OCEANS = ニューコンサバ路線; 「良き家庭人」路線
 UOMO = メジャー・ミーハー路線; モード寄り
 LEON = 悪ノリ不良中年路線; もはや単なるネタ?

といったところか.

プラチナサライはもうちょっと年上の,50代のエグゼクティブがターゲットと言うことにでもなるのかも知れないが,そんなニッチなマーケットを狙ってどうするというのだろう.一年でこけたけどGentryやその前のDORSOあたりは,志の高さもあってそれなりの存在意義があったと思うのだが.

Nokia撤退

始まりはPalmだった.

多分1990年代の終わりのアメリカ出張で,ファイナンス関係の研究者でPDAを使っている連中が多いのに魅かれてすぐに購入した.その後一切,手帳は持ち歩かなくなり,PDA人間になってしまうのに半年かからなかった.そのうちカラー画面にしたくてPalmからSONYのClieに移行したのだが,多分二代目のClieを購入した直後くらいにSONYがPDAから撤退し,頭に来たのでその頃まだ結婚前だった妻がVodafoneの携帯を使っていたこともあり,Nokiaの702NKに移行し,それ以来今度はスマートフォン人間になってしまった.その後はずっと仕事用にAU,プライベート&PDAとしてSoftbankのNokiaという二本立てでやってきた.702NKは国内メーカーの携帯に比べると,とにかく反応がもっさりしていてるので,ストレスを感じる部分も多かったのだが,二代目NokiaのN73はかなり気に入っている.更なる発展をと言うことでE61の発売に期待していたのだが,ここに来て一転,Nokiaの日本からの撤退のアナウンス.SONY撤退以来のショック.

さてどうしよう.あと2年くらいはN73でいけるような気もする.一方で,この際,割り切ってi-phoneに切り替えると言う手もあるのだが,妻とはとにかくメールのやり取りが多いので,i-phoneはその用途には向いていないような気がする.恐らく一番現実味があるのは,Docomoが来年に入ってBlackberryの販売を始めたら,仕事用のAUをそちら切り替えSoftbankは国内メーカーのモデルにすること.あるいはそれ以前に,AUが満足できる国内個人向けのスマートフォンを発売してくれればそれに越したことは無いのだが.

Thursday, November 27, 2008

オバマ政権経済チーム

ガイトナーは下馬評通り.個人的には,一部の人ほどサマーズを高く買っている訳ではないが,当面の最大の問題が金融危機である以上,他に代わりがいないことも確か.CEAがデビットではなくて,クリスティナ・ローマーだというのがいま一つ納得がいかないが...

Saturday, October 04, 2008

米国金融機関救済法案,下院で成立

とりあえず,アメリカ国内の問題として言えば,最大の難関は乗り切ったということになるのだろう.
「退屈で陰鬱な科学」であるところの経済学者の立場から言うと,1930年代の大恐慌の原因に関するアカデミックな議論のコンセンサスは「政策の失敗」である.その意味で,ポールソンがブッシュに対して「これをやらなければ,あなたは(大恐慌発生当時の大統領だった)フーバーと同じになる」と言ったのは,全く正しい.また現在のFRB議長であるバーナンケはマクロ金融史の専門家であり,彼の最も有名な論文は,銀行危機(銀行の連鎖倒産)による信用収縮が1930年代初頭の米国マクロ経済の低迷に重大な影響を与えたことを指摘した研究である.今のところアメリカの財務省と中央銀行は,過去の歴史的経験に照らして考え得る,最良の政策の選択を行っていることは間違いない.それが十分かと言われると確信は無いが,それは現実の経済の数字を一番よく把握しているだろう彼らを,良くも悪くも信じるしかない.
したがって,世界の株式市場の一日単位の上がり下がりに一喜一憂してもしょうがない.長期的には,株式市場は一国の経済の健康を指し示す重要なバロメーターだが,短期ではあまりにノイズが多いシグナルである.

Tuesday, September 23, 2008

あらびき団

個人的には,明日は大学での雑務において,年間で一番忙しい大変な日である.そのことはさておき明日は水曜であり,『レッドカーペット』と『あらびき団』を見られる水曜の深夜は,引き続き私にとって至福の時間であることも確かである.最近のお気に入りは,ガリガリガリクソンとアイヒマン・スタンダード.特にガリガリガリクソン,とてもゴールデンではお目にかかれない,エッジの立った至芸である.

アメリカ発金融危機

 日経もThe EconomistもFTもアメリカ金融危機の記事一色で,今度は日本の金融機関によるGSやモルスタへの「救済」について報道している.しかし日本の金融機関はリーマンを丸ごと買ったところで,リーマンから人的資本が逃げ出してしまえば何も残らなかっただろう.実際,野村も三菱UFJも,丸ごと買って上手くコントロールとできると思うほど傲慢でも,アホでもなかったということ.なので今回もGSらに対しては,所詮,貸しを作るための「援助」であって,「救済」にはならない.
 個人的には今回の金融危機の行く末に対して(特に日本への影響については)さほど悲観的ではないが,問題は他の重要マーケットの動向がどう動くかだ.石油市場を中心とした商品市場,ユーロ圏の経済・通貨,中国経済の動向...もう2年位前から,これらの市場はいずれ大幅にスローダウンせざるを得ないことは分かっていた.ただ,現時点でこれらの市場で(特に石油価格)大幅な下落・減速が起こると,資産市場間の負のスパイラルが一気に加速して,アメリカ政府・FRBの金融危機への対応は極めて困難になるだろう.他の市場が上手くスローダウンしてくれれば政策当局の対策は間に合うだろうが,いずれは落ちるのだから,政策当局にとっては時間との競争であることも確かである,

Sunday, September 21, 2008

リーマン破綻(続き)

しかし,今回の一件を通して見えてきたことは,結局ブッシュ政権で本当の意味で経済を任せられるのがポールソン一人であったということである.あるいはGlenn Hubbardが何らかの形で政権に残っていたら,もうちょっと助けになったかもしれないが.
 ポールソンも,クリントン時代のルービンもGS出身だから,その意味ではGS恐るべしというべきか.ここにきて,案の定,オバマとマケインの差は無くなってデッドヒートの様相を示している.もしオバマが大統領になったら,CEA委員長はシカゴ・ビジネス・スクールのAustan Goolsbeeだと言われている.しかし彼は応用ミクロの専門家だから,金融のややこしい話がたいして分かっているとは思えない.すると結局,ルービン=サマーズのクリントン政権時代の実力者達に頼らざるを得なくなってしまうのではないかという気がする.マケインがなった場合,経済の舵取りは誰がするのだろう? マケイン・オバマとも,人間的にはブッシュよりはるかに信用できそうであるが,経済に明るいタイプではないので,誰が政権の経済のブレインになるのかは,今後の世界経済の動向にとって極めて重要である.

リーマン破綻

あれよあれよという間に,海の向こうはエライことになってしまっている.リーマンはアメリカ時代のクラスメートが(ヨーロッパだが)勤めていたり,そこそこ有名な学者で転職した人もいたりするので,さすがにかなり気になる.ただ昨年の今頃の時点で,相当な勢いで人減らしをしていたことも確かなので,まあ今になって見れば驚くほどのことではないのかもしれない.

しかしいつものことながら,日本のマスコミの対応にはゲンナリさせられる.日経=テレビ東京系はだいぶマシだが,ここぞとばかりに電波を発信したり,いつもはその道のプロのふりをしているが実は無知なことをさらけ出しているコメンテーターの皆さん相手に,これもまた何もわかっていないキャスターが頷いているという毎度の絵面がテレビで繰り広げられている.もう今更何も期待しないが... 妻に「ちゃんとした経済学者が発言しないのがいけない」と叱られたが,学問もちゃんとしているが,時事ネタを全部フォローしていて,その場その場で上手くコメントできる学者なんて2~3人しかいないからねえ.

Friday, September 05, 2008

自民党総裁選報道

麻生と与謝野以外の候補者全員は,真剣な経済政策論議をしようと見せかけてはいるが,詰まる所,清冽さ斬新さを有権者にアピールして,自分と自民党の選挙を有利に進めようとしているだけである.麻生は,自分があまり深いことを考えない「カリスマ=雰囲気」の人であることを公言しており,与謝野は一番まともだが,逆に言えばそれだけが長所のおよそ選挙向きではない人材であることは明白である.
 以上のことを,国民の何割かは多かれ少なかれ正しく理解している.なのにマスコミは,経済政策に関する対立が総裁選の軸であるかのように報道し,ありもしない座標軸に,この人はここ,この人はあそこと,候補者をあてはめてみただけの中身の無い解説を垂れ流して,読者・視聴者を啓蒙した気になっている.その意味では,政治と国民意識の乖離より,マスコミ報道と国民の理解の乖離の方がよほど深刻である.

Thursday, September 04, 2008

福田辞任

前回の阿部のときに比べれば,まったくと言っていいほど驚きはない.福田康夫という政治家の性格というか資質を,ある程度注意深く観察してきた人間なら,極めて納得の行く行動である.だからと言って,その行動を肯定できるというものでもないが.

しかし,自民党以上に際立って酷い体たらくなのはマスコミである.期待通りのことを言ってくれそうな,能天気なおじさん・おばさんを街頭で掴まえて,そのインタビューを国民の声と称し,「無責任」「放り出し」とか言ったキーワードにこじつけておけば,批判の役割を果たしたことになるのか? さらに重症なのは,いろんな新聞・テレビが次期総裁候補の政策的立場を座標軸で分類して見せるのだが,全部どうしようもなく的外れ.政治家なんて,もともとたいして経済が分かって発言している訳ではないのに,それをまた同じように経済音痴の記者が言葉尻だけを捉えて報道しているものだから,訳が分からなくなっている.
 大半の総裁候補の経済政策論が,実現不可能だったり,論理的に破綻して実質上何も言っていないのに等しいのに,「真剣な政策論議」もへったくれもないだろう.国民の何割かは間違いなくそのことを認識しているはずなのに,それをちゃんと指摘する報道は皆無.上っ面だけの報道を行っているマスコミが一番罪が重い.

Monday, August 18, 2008

しかし,私があまり好きじゃない

女子柔道のあの方もねえ...。

プロ野球選手じゃなくて,女子マラソン英国代表のマーラ・ヤマウチ(Oxford卒+LSE修士!)の旦那みたいな人と結婚すればよかったんですよ。奥さんのオリンピックのために会社まで辞めちゃうんだから,ほんとうにアッパレだよ山内成俊ていう旦那は.

それか「育児が大変だから,銅が取れれば上出来」と最初から宣言しちゃうか。

本当にラジカルに行くなら,巨人軍レギュラーの旦那に育休とらせりゃ良かったんだよ。

でもやはりプロ野球と柔道という,文武両道の古臭い伝統の強く残るスポーツでは,そんなの不可能だったのも明白。それを,日本のスポーツにおける男権社会のせいだと見ることもできなくはないけど,彼女自身がそういうスポーツを牛耳る爺さんたちにチヤホヤされる事を嬉しがり,進んでやっていたという面の方がよっぽど強い.逆に今回も金メダル取っていたら,他の女子選手たちが,そういう親爺達に「何で君にはできないんだ」とか言われて困っただろうよ。

彼女について「国会議員を目指して着々と」と喝破したナンシー関の慧眼と,大昔のアグネス論争を思い出したよ。

女子レスリング

なんとはなしに北京五輪を横目で見ているが,女子レスリングの選手達はみんな素直でいいねえ.女子柔道も約一名を除いて,本人達はみんないい娘さんたちなんだけど,レスリングに比べると,浮世のしがらみや,伝統的な師弟関係のネガティブな面などが垣間見れて,なんとなく萎える部分がある.
 しかしアニマル浜口は,昔は悪役だったんですよ.猪木・藤波を敵に回して,長州力や谷津嘉章と維新軍で...って,私もおじさんだねえ.でもいまや猪木の方が,よっぽどダーティーなイメージだもんな.アントキの猪木は面白いけど.

Monday, August 11, 2008

Cassandra Wilson (Blue Note)

日曜の夜,妻とBlue Noteへ.Blue Light Til Dawn以降,Cassandra Wilsonのアルバムはすべて持っているが,ライブを聴くのは東京でもNYでも初めて.
 ぺったんこの透明のミュール(?)を履いて,ステージの上に敷いたカーペットの上,時々,赤ワインと思しきグラスで喉を潤しながら歌う.やはり歌唱力は圧倒的.少し時間が短かった(インストゥルメンタルの演奏が長かった)のと,選曲が最新アルバムからなので,スタンダードに偏っていたのが不満といえば不満.最新アルバムやThunderbirdも良いアルバムですが,やはり「Blue Light Til Dawn」と「New Moon Daughter」の二枚が最高.

Thursday, July 24, 2008

プリズン・ブレイク

逃げる.逃げるぞー.

直接民主主義

大学の意思決定は基本的に直接民主主義であり、少人数の直接民主主義では何が起こるかわからない.いやあシンガポールから帰ってきたら、えらい事になっていた.まったく正しい方向性ではあるのだが、本気かよ.

Sunday, July 20, 2008

最近の研究室音楽事情

Brad Mehldau が "Paranoid Android" を演奏していたことから、Radioheadを聞き始め、THE BENDSは、最近の私にしては珍しいロック系の愛聴盤となった.今度は、Radioheadが影響を受けたというPixiesに辿り着き、この1ヶ月ほどは彼らのDOOLITLEがi-podのヘビーローテーションになっている.気に入ったので、他のPixiesのアルバムも聞いてみようと思っているところ.あと上原ひろみが褒めていたので買ってみた、Squarepusherも凄く面白かった.ちょっと私の生活パターンでは、どこで聞くのかに困る音楽ではあるが.

しかし、我ながらジャンル的にはまったく節操のない音楽の聴き方をしているなあ.

Q (Desmond Llewelyn)'s last words

From WORLD IS NOT ENOUGH

Q: Now, pay attention, 007. I've always try to teach you two things. First, never let them see you bleed.
JB: And the second?
Q: Always have an escape plan.

そうです.いつも escape plan は用意しておきましょう.

Saturday, July 19, 2008

横浜+シンガポール

先週: 横浜であったアジア関係のファイナンス学会の国際大会にLocal Organizerの一人として参加する.初日,ジャケパンで行ったところ(一応ネクタイはしていった),周りが皆ダークスーツでビビる.

今週: シンガポールで,エコノメトリック・ソサエティの極東+東南アジア大会に参加して発表.先週の反省を踏まえスーツを持っていくが,着ているのは極めて少数.ノーネクタイの中途半端なクールビズで発表.

結論: アジアのファイナンスの連中は,やはりちょっと自意識過剰.それと自分が発表する論文は,横浜で消費CAPM,シンガポールで行動ファイナンスだったが,逆にした方が客受けは良かったものと思われるので,反省.

Tuesday, June 10, 2008

監督服装対決

ところでドナドニのスーツはドル&ガバだったんだろうな.ネイビーのネクタイで抑え目にしていて良かったが,それでも監督のカッコにしちゃちょっと艶っぽ過ぎたような.
 ファンバステンは,オーソドックスな紺無地のスーツにライトブルーのシャツで,ノーネクタイ.一歩間違えばクールビズなんだが,あれだけスタイルが良いと決まるねえ~.まあスーツも高いんだろうけど.

こっちの勝負も,オランダ圧勝.

オランダvsイタリア

仕事が溜まっているのに,朝の3時半に起き出してテレビを見る自分にもあきれるが,それだけの価値はあった試合だった.
 ファン=ニステルローイの1点目は,まあ事故のようなものだからしょうがない.2点目はスナイデルのシュートを褒めるしかない.ブッフオンのせいではない.次の1点をイタリアが取っていれば流れは大きく変わっただろうが,3点目はとにかく点を取りに行かざるを得なくなってのカウンターだから,これもまあしょうがない.
 イタリアはカンナバロの怪我ももちろん痛いが,ミランのMF陣をそのまま持ってきた中盤が機能していない.特にW杯の時と違って,ガッちゃんが全然駄目.ミランが今シーズン全然駄目だったんだから,むしろローマの中盤(デロッシ+ペロッタ)をそのまま持ってくれば良かったような気がするが,ミラン出身のドナドニにそれを求めるのは酷か.

 日本vsオマーンと較べてもしょうがないのは分かっているんだけどねえ...

Monday, June 02, 2008

Feldsteinの後継者はPoterba

去年の暮に、NBERがFeldsteinの後継者を探しているということを、このブログでも書いたのだが、結局今年の2月には、MITのJames Poterbaに決まっており、7月からはPoterbaがPresident兼CEOになるという:

http://www.nber.org/NBERnewpresident_release022008.html

結構、応用系の経済学者にとってはメジャーなニュースだと思うのだが、日本ではほとんど全く報道されなかったようで、私も最近NBERのWebを見に行く用事があって初めて知った.