Monday, April 05, 2010

なぜ民主党は大勝できたのか?

少しまどろっこしい部分もあるが,自分が常々考えていたことをデータを踏まえて,ちゃんと検証してくれていて,政治学の本としては久々に面白かった。

菅原琢 『世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか』

アーセナル

せっかくファン・ペルシーが帰ってきそうなのに,セスクもアルシャビンも,もう今シーズンは駄目そうなんて,なんと間が悪い.まあ下と大分離れているし,トップチームとの対戦は済んでいるので,プレミアムの三位以内は問題なさそうだけど.

Thursday, March 04, 2010

オリンピック雑感(2)

しかし日本も凄い.国の援助もタカが知れているだろうに,とにかくありとあらゆるマイナー競技に日本人が出場している.韓国みたいに,有力競技は国が懸命にバックアップしてくれるわけでもない.中国みたいに,金メダルを取れば一生楽して暮らせるわけでもない.なのに何が日本人の若者達をそこまで駆り立てるのか?

なぜかは分からないが,少なくとも通産省の産業政策や行政指導が日本産業の発展をもたらしたというのは,やはり間違いに違いない.

オリンピック雑感(1)

バンクーバー・オリンピックの前半は出張でインドに滞在.あちらは当然,冬季オリンピックに興味なし.その代わり,もうすぐ開催されるコモンウェルス・ゲームがあたかもオリンピックに匹敵するイベントであるかのように宣伝されていた.そしてテレビでは繰り返し繰り返し,クリケット.オリンピックで,ひたすら自国の存在を誇示しようとする中国のような国もどうかと思うが,ここまで馬耳東風なのもまた何なのかと.

Monday, February 08, 2010

プレミア・リーグ

悪い予想が当たって,アーセナルはマンU,チェルシー戦を続けて落として,優勝戦線から2歩後退.やはりアルシャビンのワントップというのは,フィジカルを前面に押し出したチェルシー相手には分が悪い.最初からベントナーを入れておいても良かったのでは.

Friday, February 05, 2010

Mankiwのブログより

米国の金融機関規制法案については,オバマの人気取りだのなんだのと揶揄する向きも多いが,まあ一朝一夕に出てきたものではないことも確かだろう:

http://gregmankiw.blogspot.com/2010/01/note-from-inside.html

このインサイダーの主張を額面通り受け取るかどうかは別として,この程度の規制強化については,金融のプロを自称する者なら当然予想しておくべきことだと思うのだが.

Saturday, January 30, 2010

「事務次官を「格下げ」、局長と同じ処遇に 首相骨子案」

一部の政治家はこの件について勘違いしている,もしくは選挙民に勘違いさせてようとしているが,これまでのような強力な事務次官が必要かどうかは,ほぼ100%政治家の側の問題であって,官僚の問題ではない。自民党の長期政権下で,官僚のトップが強力な権限を持つに至った最大の理由は,選挙対策と称して年にいっぺんは内閣改造を行い,閣僚ポストを単なる論功褒章の餌として扱ってきたからだ。そんな頻度で交代していたら,大臣が役所の仕事に精通する暇など無いし,政策の一貫性も何もあったものではない。必然的に官僚の方がしっかりせざるを得なくなり,実際上の権限は官僚のトップに集中することになる。自民党の最後の三年間は,選挙対策のために一年毎に総理大臣の首を挿げ替えていたのだから,政策が首尾一貫せずに迷走して国民に愛想を着かされるのは当たり前である。

もし政治家が,本当に事務次官をなくす/大幅に権限を弱めるなら,各大臣は最低でも二年間は任期を全うするべきだし,それだけ任務に精通した人物を大臣に就けるべきである。現政権がそれを成功させることができるかどうかは,官の抵抗うんぬんの問題ではなく,政治家の側の実力の問題である。

米作家サリンジャー氏、91歳で死去

恐らく今でも,ハイティーンの特に男子にとっては,『ライ麦畑』は通過儀礼であるのだろう。私もやはり1~2年かぶれていたような記憶があるが。ところで,我々のくらいまでの世代にとって同じく通過儀礼であった庄司薫も同じような経路をたどりつつあるのだが,結局これ以上小説を書くということは無いのだろうか。

Friday, January 15, 2010

明日からセンター試験

受験生のみなさんには頑張って欲しいですが,今年は試験監督をしなくていいかと思うと,何はともあれ嬉しくて涙が出ます.

Sunday, January 10, 2010

カールじいさんの空飛ぶ家

カールじいさんが旅立つまでがあまりに良くできているので,残りの4分の3の印象が多少薄くなるのは否めないが,ストーリー・作画とも確かに良くできている.泣かせにかかっているとわかっても,泣かされてしまう.前の晩にTVで見た「もののけ姫」が,以前と見たときと同じくやはり訳がわからなかったがために,「カールじいさん」の良さが際立ったのかもしれない.(宮崎駿が全部駄目だというのではなく,「カリオストロの城」や「ナウシカ」,「千と千尋の」あたりは,本当に素晴らしいと思います.)

Friday, January 08, 2010

Best Albums 2000-2009

その時の気分によって,半分くらいは入れ替わるかもしれませんが,とりあえず(順不同):
1. Prime Directive / Dave Holland Quintet, ECM.
2. Live in Tokyo / Brad Mehldau, Nonesuch.
3. Live / Brad Mehldau Trio, Nonesuch.
4. Works for Me / John Scofield, Polygram.
5. Oh! / Scolohofo, Blue Note.
6. These Are the Vistas / The Bad Plus, Columbia.
7. Elephant / The White Stripes, Warner Bros.
8. Beauty & Crime / Suzanne Vega, Blue Note.
9. White Bread Black Beer / Scritti Politti, Rough Trade.
10. Vivaldi: The Four Seasons / Andrea Marcon, Venice Baroque Orchestra, Giuliano Carmignola, Sony.

Sunday, December 27, 2009

2009年のAlbumベスト5

2008年発売のも混じってますが
- Dear Science, TV on the Radio, Warner
- The Fall, Norah Jones, Blue Note
- Spirit Moves, Dave Douglas, Koch
- Folk Art, Joe Lovano Us Five, Blue Note
- Ultrahang, Chris Potter, Artistshare

日経今年のベスト10

私の投票する本の得票数が,いつも下の方なのはなぜでしょう? アカロフ=シラーが,今更新しいとも思えないんだが...。ちなみにトップ10に入っている中で自分が選んだのは,セイラー,バーンスタイン,フリードマン=シュワルツ。全部,洋物だったのがいかんかったかねえ。

Sunday, December 06, 2009

鹿島vs浦和

NHKで,久し振りにJリーグの試合を最初から最後まで見た.今回は川崎に優勝させてやりたかった気もするが,試合自体はいつもCATVで見ているプレミアのゲームと比較しても,かなり上位に入る面白さだった.いつもこのレベルを期待するのは難しいのは分かっているんだけど,こういう試合がもっと多くなれば,私も喜んで自腹を切ってサッカー場に見に行くよ.

もう一つ印象深かったのは,夜のニュースで,朝方決まったW杯のグループリーグ組み合わせについてインタビューに答えていた,この試合の観客達のこと.鹿島と浦和のハードコアのサポーターの,それもテレビ局側が選んだ受け答えだけを放送しているのだから当たり前なのだが,極めてまっとうな大人の意見を述べていた.岡ちゃんが,自分自身で無理だと分かっていても「ベスト4を目指す」と言わざるを得ないこと.選手達の方も十分それを分かっていて,彼について行く覚悟を決めていることなど,こもごもみんな咀嚼した上で,極めて玄人っぽい受け答えをしていた.マスコミやネット上での,くだらない専門家の「コメント」などとは比べものにならない.こういうファンがいるんだから,なんだかんだ言っても日本のサッカーはまだまだ大丈夫だろうという気がした.

Saturday, November 21, 2009

日銀の審議委員に宮尾龍蔵氏

誰が言い出して,最終的にどういう理由でこの人事案になったかは,かなり興味深いものがある.

学者の世界の感覚からすると,ずいぶんと思い切った話であることは確かだ.人物的に文句は無いが,I尾氏が民主党自身に拒否されて以降,我々の業界で下馬評に挙がっていた人達の顔を思い浮かべてみると,かなりの有力候補をすっ飛ばしたことになる.それをポジティブなこととして考えるなら,年齢や序列を無視して,若くて有能な人間を選んだといえる.しかしネガティブに考えると,(1)かなり日銀寄りの人を選んだ,(2)この国の世渡りでは相変わらず,喧嘩をせず他人の悪口を言わないことが重要なのだ,ということになる.

宮尾氏については個人的に良く知っているので,彼の学者としての評価と人物に関しては文句は無い.ぜひこのまま上手く行ってくれることを,節に祈っている.

Saturday, November 07, 2009

よんでますよ、アザゼルさん。

聖☆おにいさんとは真逆の下ネタ連発であるが,こちらも気に入った.

松井秀喜 MVP!

偉いですね.むちゃくちゃ好きな選手というわけではないが,イチローといい松井といい,同じ日本人として鼻が高いし,頭が下がる.

レヴィ=ストロース死去

まあ100歳まで生きれば,知識人としてなすべきことは,全てなし終えてからこの世を去ったということで,大往生であろう.『野生の思考』と『悲しき熱帯』しか読んでいないし,そのことが現在の私の仕事にどういう形で影響を与えているのかは,自分でも明確に認識できているわけではない.ただ,経済学者以外で最も大きな影響を受けた数人の一人であることは間違いない.

Saturday, October 31, 2009

Macro in 21st century

しばらく前のMankiwのブログで言及されてましたが,もとのKocherlakotaのページが消えてしまっているようなので,興味がある人はこちらをどうぞ.

しかし...

KrugmanとDeLongは何処へ行こうとしているのか? 最近も,地球温暖化問題に関連して2人そろってSteve Levittにいちゃもんつけているし.何かひたすらいろんなところに噛み付きまくっている感じ.DeLongは習ったことあるし,とっても良い人だったんだけど,何でこんな無闇に攻撃的になってしまったのかなあ.