に奥さんと一緒に行って来た。この人、正直、最初は物凄く好きな訳ではなかったのだが、Live in Tokyoで目覚めて次第にのめり込み、今はとにかくCDが出れば買うという、数少ないミュージシャンの一人になってしまった。
何というか、歯切れが悪いというのとは違うが、良くも悪くもドライブ感のあまりない音楽を作る人なので、頭でっかちだとかJazzではないとかいう悪口 を言われがちだ。でも、やはり物凄い才能の持ち主であることは間違いない。出れば買うミュージシャンのもう一人のJoe Lovanoが、Liveの凄さほどには、CDに感動を覚えないのに対し、Mehldauは音楽に疾走感がない分だけCDの方がピンとくる。しかし、結局 5回も6回もアンコールを繰り返し、演奏は2時間を軽く越えた。最後の最後までドライブ感がない演奏なのは変わらないが、頭でっかちで、気取り屋ではある が、性格は凄く良いヤツなんだろうなという気がする。
自分でも、今のところ、この人の音楽の本質を上手く言葉で表現できているとは思えない。そのうち腰を据えて、突き詰めて考えてみたいと思っている。
Sunday, September 17, 2006
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