Saturday, February 10, 2018

AI時代の世界同時株安

Web検索で、私の一般向けのHFTに関する論文を見つけたらしいマスコミ関係者からメールが来る。ちょうど海外出張が入っていたので、丁重にお断りする。しかしネット上では、みなさん憶測で結構適当なこと言ってますねえ。

Monday, January 15, 2018

Iwaisako's Best of 2017

- Chris Thile & Brad Mehldau / Chris Thile & Brad Mehldau, Nonesuch.
- Lorde / Melodorama, Lava, Republic.
- The Rolling Stones / On Air, Interscope.
- 宇多田ヒカル /
Fantôme, Virgin, Universal Japan (released in 2016).
- Vijay Iyer Sextet / Far from Over, ECM.

Saturday, September 16, 2017

中公新書『現代日本の地政学』

中公新書『現代日本の地政学:13のリスクと地経学の時代
日本再建イニシアティブ著、2017/8/18

「トランプノミクス」についての章を担当しています。

Monday, September 11, 2017

トランポノミクス・パネル@日経学会

日本経済学会秋季大会 パネル討論(2017年9月10日)
「トランポノミクスと日本経済」
 
  • 清田耕造(慶應義塾大学)
    「米トランプ政権の通商政策と日本経済」
  • 川口大司(東京大学)
    「トランプ大統領を生み出した労働市場構造」
  • 植田健一(東京大学)
    「グレートリセッションとトランポノミクス:ポピュリズムと金融」
  • 馬場直彦(ゴールドマン・サックス証券)
    「金融市場から見たトランプ政権」
  • 司会:祝迫得夫(一橋大学)
    「トランポノミクスと日本経済:イントロダクション」
スライドの一部はこちらから閲覧可能.

Friday, February 24, 2017

FTPLは復活するか?

最近またFTPLについて聞かれたので、昨年シカゴであったコンファレンスのリンクを貼っておきます。コンファレンスの趣旨としては「みんなFTPLバカにするけど、僕たち負けないもん」っていうことかと。逆に言うとあちらの学界の大勢は、Harald Uhligの発表内容に近いのではないかと。
https://bfi.uchicago.edu/events/next-steps-fiscal-theory-price-level

Wednesday, January 04, 2017

Tokuo Iwaisako Best of 2016

Albums:
- Christian McBride trio / Live at the Village Vanguard, Mack Avenue.
- Go go penguin / Man Made Object, Bluen.
- Joshua Redman & Brad Mehldau / Nearness, NONES.
- Radiohead / A Moon Shaped Pool, XLREC.
- Paul Simon / Stranger to Stranger, Concord Records.



Compilations:
- Bruce Springsteen / The Album Collection vol.1 (1973-1984), Mastered for iTunes.
- きゃりーぱみゅぱみゅ / KPP BEST, ワーナーミュージック・ジャパン.

先進国の長期的な経済成長の行方

米国をはじめとする先進国の長期的な経済成長がどうなるかに関しては、研究者の間でも意見が大きく分かれていて、Robert Gordon (Northwestern)は昨年出版した著書の中で、かなり悲観的な見方の著書を示したが、一方でErik Brynjolfsson (MIT)のような反論もある。両者の見解とも、TED talkで字幕付きのプレゼンが視聴可能。
で、大新聞の編集委員が、そういう本物のプロ達の論争を一切無視して、こんな感覚的な悲観論を語っていて良いんですかね?
経済成長は永遠なのか 「この200年、むしろ例外」
 


Summers on Trump’s Carrier deal

空調設備メーカーのキャリア(Carrier)は、昨年インディアナポリスにある工場での生産をメキシコに移すとアナウンス。その後、トランプが次期大統領に当選すると、撤回して、国内で生産を続け雇用を維持することでトランプ氏と合意。しかし良く調べると、キャリアの親会社は航空機エンジン・軍事・宇宙産業等の企業を傘下に抱えるユナイテッド・テクノロジーであり、連邦政府とのビジネス上の関係は極めて深い。したがって、次期大統領とインディアナ州元知事でもあるペンス次期副大統領の多少無理な要求を受け入れるのにさほど躊躇はなかったはず。
Larry Summersが一生懸命くさすまでもなく、要するに政治ショー。

https://www.washingtonpost.com/news/wonk/wp/2016/12/02/why-trumps-carrier-deal-is-bad-for-america/?utm_term=.9c8f29ad9664

Monday, June 27, 2016

Brexit雑感3

アホな国民投票の結果だとは思う。が、日本にとっての最大の教訓はそこではなくて、貿易・投資の国際化の進展と移民の増加がもたらす経済的な恩恵が 確かに存在する一方で、それに伴って発生する国内のskilled-laborとunskilled-laborの格差の拡大を、政治的にどうやってマネ ジメントしていくかということを、本当に真剣に考えなければいけないということだろう。
この点について西欧諸国のインテリ・富裕層は、今まで自分たちはうまく立ち回ってきたと自負していたのだろうが、その自負はここ最近の自国民のイスラム過 激派によるテロやBrexitによって、危機に瀕している。じゃあ日本は移民を入れなければ良いのかというとそうではなくて、「移民」のところを「ICT 技術による生産性の上昇」に置き換えても、基本的には同じ問題が発生する。

Brexit雑感2

いくらHFTが発展しても、マーケットで暴落を引き起こす原因としては、所詮は人さまの将来予想のいい加減さには太刀打ちできないということか。

Brexit雑感1

直前に「残留」優勢を予想していた世論調査が、まず眉唾。あの頻度で世論調査を繰り返せるということは、調査対象サンプルのバイアスに物凄く気を配っているとは思えない。だとすれば、回答者は都市部のインテリに多少なりとも偏っていたはずで、ということは自然と残留派優位にバイアスがかかっていたのでは? それを鵜呑みにして、マーケットの連中はポジションを取り行っていたはずなので、市場のダメージはかなりでかいだろう。