Monday, August 18, 2008

しかし,私があまり好きじゃない

女子柔道のあの方もねえ...。

プロ野球選手じゃなくて,女子マラソン英国代表のマーラ・ヤマウチ(Oxford卒+LSE修士!)の旦那みたいな人と結婚すればよかったんですよ。奥さんのオリンピックのために会社まで辞めちゃうんだから,ほんとうにアッパレだよ山内成俊ていう旦那は.

それか「育児が大変だから,銅が取れれば上出来」と最初から宣言しちゃうか。

本当にラジカルに行くなら,巨人軍レギュラーの旦那に育休とらせりゃ良かったんだよ。

でもやはりプロ野球と柔道という,文武両道の古臭い伝統の強く残るスポーツでは,そんなの不可能だったのも明白。それを,日本のスポーツにおける男権社会のせいだと見ることもできなくはないけど,彼女自身がそういうスポーツを牛耳る爺さんたちにチヤホヤされる事を嬉しがり,進んでやっていたという面の方がよっぽど強い.逆に今回も金メダル取っていたら,他の女子選手たちが,そういう親爺達に「何で君にはできないんだ」とか言われて困っただろうよ。

彼女について「国会議員を目指して着々と」と喝破したナンシー関の慧眼と,大昔のアグネス論争を思い出したよ。

女子レスリング

なんとはなしに北京五輪を横目で見ているが,女子レスリングの選手達はみんな素直でいいねえ.女子柔道も約一名を除いて,本人達はみんないい娘さんたちなんだけど,レスリングに比べると,浮世のしがらみや,伝統的な師弟関係のネガティブな面などが垣間見れて,なんとなく萎える部分がある.
 しかしアニマル浜口は,昔は悪役だったんですよ.猪木・藤波を敵に回して,長州力や谷津嘉章と維新軍で...って,私もおじさんだねえ.でもいまや猪木の方が,よっぽどダーティーなイメージだもんな.アントキの猪木は面白いけど.