ああ、まだ眠い。
両チームとも、戦術的に良く練り上げられたヨーロピアン・フットボールで、W杯というよりは、チャンピオンズ・リーグの試合みたいだった。前線と最終ラインは、両国ほぼ互角。キーパーは、ほんの少しだけクルトワが格上かもしれない。明らかな差があったのは守備的MFで、ポグバ・カンテ・マテュィディと、フェライニ・デンベレ・ヴィツェルでは、前線へのボールの供給という点で、明らかに仏の3人にアドバンテージがあったと思う。逆に言うとフェライニは、高さで勝てるブラジルや日本相手なら効果を発揮したけど、フランス相手にはあまり機能しなかった。
1点取られて、攻めなくてはいけなくなったベルギーは、メルテンスを入れて、デブライネを後ろに下げたけど、マンCでは2列目・ウィングの彼を、パスの供給役として使わなければいけないところが、仏と比べてベルギーのチームの層が薄い所。マルティネス監督が呼ばなかった、ナインゴランがメンバーにいたら、また違ったかもしれないが、とりあえず結果は妥当だったと思う。
Wednesday, July 11, 2018
Tuesday, July 10, 2018
岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ(3)
感想3(1時間29分あたりから)
岡田武史:「日本人はファンクショナル(機能的)なこととエモーショナル(感情的)なことをゴッチャにしてしまう。」
←ここら辺は、まさに仰る通りかと。ついでに言えば、日本の企業経営も経済政策論議も同じで、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の世界。
←ここら辺は、まさに仰る通りかと。ついでに言えば、日本の企業経営も経済政策論議も同じで、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の世界。
岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ(2)
感想2(1時間11分あたりから)
なぜ南アW杯直前に大きな戦術変更したのか?という、ラモスの質問に対する岡ちゃんの答え:「ボール際で勝つ」、「1人1km多く走る」、「中距離パスの精度を上げる」という目標を掲げてやってきて、最初の二つは上手く達成できたが、3番目が全然上がって来なかった。このままでは、世界でやられると思った。
「中距離パスの精度」という問題は今回のW杯でも大きく残っており、日本が目指す方向性の先にいるであろうスペインでも、セルヒオ・ラモス、ブスケッツ、コケといった辺りは、極めて精度の高い中距離のパスを出していた(特にラモス)。体格的にはほぼ同じ、モドリッチと香川真司の質の違いは、近距離のボール回しではなくて、やはり中距離のパスにある。次の4年間、中距離パスの精度を上げる方向にいくのか、それともショートパス・オンリーの戦略に活路を求めるのか? 個人的には前者に行かざるを得ないと思うけど。
岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ(1)
https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20180609-11-28157
W杯直前に放送されていたNHKの番組ですが、探すとYouTubeで見られます。
感想1(前半):ドーハの悲劇、フランスでの三連敗、ドイツ大会での失敗、当事者たちの共通する実感は「日本にはそこまでの経験がなかった」ということ。
今回のベルギー戦の逆転負けも、カペッロに叱られたところで、子供の火遊びと同じで、選手たちとしては、やはり一度痛い目に合わないと世界基準との本当の距離感がわからないという事なんだと思う。それを外野の素人が、上から目線で腐したところで意味が無い。一番身に染みてるのは選手達なんだろうから。
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