Monday, August 01, 2011

反原発芸能人,嫌韓芸能人

別に吉永小百合はいいのだ.『夢千代日記』と,その後の原爆詩の朗読会のことを考えれば,彼女が反核の人であることは,別にいまさら驚くことではない.メイン・ストリームの映画・テレビへの出演と,ライフワークとしての反戦・反核のバランスをとりながらやってきたのが,80年代以降の彼女のキャリアなのであり,それに共感するかどうかは人それぞれとしても,生き方としてちゃんと一本筋は通っている.

ところが福島の原発事故以降,反原発をやって仕事を干されましただの,出演拒否されましただのと仰られる中途半端な芸能人の方々が,雨後のタケノコのようにぞろそろと.みっともないったらありやしない.まず本業をちゃんとやれ.それから公共のメディアで,単なる思いつきで意見を言うな.

嫌韓芸能人もそう.本業の上手くいっていない人の,言い訳・責任転嫁としか思えない発言ばかり目立つ.

私? 韓国料理は大好きだが,K-POPのアーティストは正直良いと思ったためしがない.ドラマは...チャングムは面白かったが,後はどれもつまんないというのが率直な感想.

何が「非常識」か?

別に,この著者に恨みはないが,なかなか凄い内容ですね.

部分的には「ふむふむ」という内容もあり,パッと見は単純明快そうな議論に思えるかもしれないが,実はあっちからこっちから良いとこどりをしようとして,致命的な矛盾をきたして,その結果,議論が飛躍しまくり,馬脚あらわしまくり.