Friday, March 18, 2011

ちょっちゅねぇ

やっとバラエティを流し始めたTVで,本人と香川照之を交えた具志堅用高の特集をやっていたので,子供の頃リアルタイムで彼の試合を見ていた人間としては,思わず見いってしまった。しかし現役の頃の試合は,やはり凄いな。シャープな切れ味この上なく,強ぇーとしか言いようがない。ボクシングの専門家には分かり切った話をと言われるかもしれないが,最近の亀何とかとは桁が2つ3つ違う感じだ。

Wednesday, March 16, 2011

福島の原発事故をどう考えるか?

政策決定という視点から,この問題をどう捉えるかは難しく,すべては後づけの理屈でしかない。

当初,プロフェッショナルの東電の仕事に,いらない口を出して混乱させている素人の菅総理という図式の,いささか政治的なポジション・トーク気味の報道があったが,事後的にみるとそれは明白な間違いであったと言わざるを得ない。

東電は自分達だけで事態の収拾を図りたい/図れるという考えであり,それが「素人には言ってもわからないんだし」という態度がアリアリの,不親切で不十分な情報発信になってしまった。しかし,自衛隊のヘリコプターが出動という話になってしまった今となっては,東電のみで対応できる範囲を超えた問題であったことは明らかであり,もっと早い時期に政府が積極的に直接介入すべきであった。これは計画停電に関する混乱についても同じことであり,誰がどの程度節電すべきか,つまりどの企業・産業が国民の社会生活一般にとって最も優先度が高く,したがってその操業水準をどの程度維持すべきか・落すべきかという問題について調整するのは,所詮一企業の手に負える問題ではない。まあこちらの方は比較的早く事態を収拾できたが。

どちらの問題も,東電はできるだけ自分達だけで始末をつけたいと思っており,また政府も東電も,東電の専門家能力について過信していた。その結果,政府にはどの時点で事態に介入すべきかについての,十分な情報・知識がなかった。じゃあどうすれば良かったのかといわれると名案があるわけではないのだが,(当分先の話だろうが)すべてが一段落した後で,改めて考え直さなければならない,極めて重要な問題である。

東日本大震災

現時点で自分にできることは何もないんだから,とりあえずは仕事に専念すべきなのだろうが,ネットにつながっていると,ついつい新しいニュースに気を取られてしまう.特に福島の原発関係.