Friday, July 27, 2012

「グラスゴーの奇跡」?

というほど,大げさなものでもあるまい.

しかし「マイアミの奇跡」は,今になって振り返ってみれば本当に奇跡に近い.先発にリバウド,ベベト,ロベカル,フラビオ・コンセイソン,ジーダといった連中が名を連ねていて,控えに大怪我してデブる前の,元祖ロナウドですぜ? 南アフリカの時のブラジル・フル代表より,全然強かったんじゃないの.

五輪サッカー

女子は,確かに川澄のゴールは見事だったが,当然勝つべき相手だったので,とりあえず置いておくことにする.

男子は,誰もスペインに勝てるとは思っていなかっただろうが,運に恵まれた部分はあるとはいえ勝ってしまった.前半,セットプレーからの先制点は,まあ想定内の範囲.問題は,その後に相手のCBが永井を引っ張って赤一発をもらったことで,これで俄然日本有利になってしまった.個人的には,あそこは審判は黄色で済ませても良かったと思う.スペインに退場者が出ていなければ,幾ら組織的に守っても追いつかれていた気がする.

日本は本当は,退場者が出ている相手にとっとともう一点取って試合を決めておくべきなのだが,この点に関しては相手GKのデヘアを褒める方が正しいと思う.まあマンUの正守護神だから,このくらいあたりまえと言えばあたり前だが.

Tuesday, July 24, 2012

原発事故:政府事故調・国会事故調

二つが出揃った訳だが,温度差はあるかもしれないが,どちらも初期段階での菅前首相の「過剰介入」が現場を混乱させたとしている。さすがに「菅氏の対応に落ち度はなかった」とは書けないだろうが,個人的にはこの点に関する二つの事故調の記述にはいずれにも腑に落ちない部分がある。

いくら工学部出身だとは言え,菅氏はこの分野の専門家ではない。普通に考えれば,原発事故のような極めて専門際の高いテクニカルな問題に関して,最初の48時間ないしは72時間に,そんな素人の政治家が介入できる余地がある方がおかしい。素人が「介入した」のがおかしいのではなく,「介入できる」ような状況であったことがそもそもの間違いであり,究明されるべき問題点である。別の言い方をすると,当然,専門家によって行われるべきであった意思決定におけるプロセスに,大きな「空白」というか,明白な"slack"が存在したのはなぜであるかを,もっとちゃんと突き詰めて調べ,議論する必要がある。

それは,保安院・経産省と東電両者のガバナンス(の欠如)の問題であり,恐らくは両者の間の力関係の変化と,それに対するに政治の関与の問題に行きつくのだろう。

Monday, July 23, 2012

ファンペルシー、アーセナルと契約更新しない意向

まあジルーとポドルスキーを取って,それなりに手は打ってある。セスクとナスリを一度に失い,ウィルシャーまで怪我で一年棒を振る羽目になった,去年みたいなことにはならないだろう.ラムジーかウィルシャーが,8月末までに100%復活してくれれば,中盤は問題ない.
 左サイドのウィング的なポジションにジェルヴィーニョとチェンバレンがいることを考えると,宮市はもう一年修行に出されると考えた方が良いだろう。今シーズン,どれだけ成長を見せられるかによって,来シーズンはチームに定着するか,他のチームに移籍するかのわかれめになる.