Monday, December 11, 2006

007 カジノ・ロワイヤル

前作のDie Another Dayよりは遥かにマシ.ただ,もうちょっと経ってみないと/もう一回見てみないと,どう判断していいか難しい部分がある.Pierce Brosnanの作品としてはベストだと思っているThe World Is Not Enoughと甲乙つけ難い.作品のテイストとしては,初期のショーン・コネリーの作品に近いCasino Royaleの方が好きだけど,冗長な部分があるので,映画としての完成度はThe World Is Not Enoughの方が上かな.無論,all-time-bestは「ロシアより愛をこめて」だが,なんせ私が生まれる前の作品だから,比べるのに無理があるかもしれない.

しかし,とうとうJames Bondも私より年下になってしまったのね(Daniel Craigは1968年生まれ.前任者のBrosnanは1953年).それとDaniel Craigは凄いマッチョだなと思って調べたのだが,実は歴代のボンドの中では一人飛び抜けて背が低い.Brosnanまで全員6フィート台前半だったのだが(185-188cm),Craigは5'11" だからほぼ180cm.

それとBondが使っているラップトップが,自分と同じタイプのVAIOで何となく嬉しかった.

本間税調会長、愛人と官舎生活

どっかの小物議員か木っ端役人かと思ったら,本間大先生が何やっとんねん.

植草ミラーマン教授が再逮捕された時には,妻から「あなたも気をつけるように」というメールが来たが,今度は何を言われるやら….

Wednesday, December 06, 2006

キャンディーズ

月曜の夜にキャンディーズの特集番組をやっていた.リアルタイムでは二人とも小学生だったので,妻と一緒に嬉々として見ていたが,しかしまあ,NHKがよくも1時間半も昔のアイドルの映像を流し続けるもんだと感心してしまった.誰かキャンディーズ・マニアが局内にいるとしか思えない.

Monday, December 04, 2006

ホリエモン

が週末テレビ出演していたが,見る気も起きない.村上世彰もしかり.当時どれだけ派手であっても,彼らのやった仕事はもう色褪せた過去のものになりつつある.まさに虚業の最たるもの.
しかしその一方で,近未来通信の一件を見ていると,騙す側も投資する側も懲りていないんだなあと痛感する.

Tuesday, November 28, 2006

カンナバロがバロンドール受賞

よしよし.

結婚ラッシュ

混乱するといけないので,ここら辺で整理しておく.

大河内奈々子 vs 宅間孝行
矢田亜希子 vs 押尾学
渡辺めぐみ vs 星野芳徳
井川遥 vs 松本与
蛭子能収 vs 19歳年下女性
吉岡美穂 vs IZAM

なお,「藤原紀香 vs 陣内智則」は最終的にゴールインまで行き着かずに破綻するというのが,私と嫁の一致した見解である.

Tuesday, November 14, 2006

映画「Capote」

日曜の午前中に,えらく空いている恵比寿ガーデンシネマで,一人で見た.Capote役のフィリップ・シーモア・ホフマンは確かに凄かったというか, John Malkovichタイプの怪演だった.Harper Lee役のCatherine Keenerも素晴らしい.Chris Cooperは好きな役者だが,まあ今回はいつも通りのChris Cooperで特筆するほどのことは無いかなあ.
映画全体としては,チケット 代の価値は十分あったけれど,「冷血」を仕上げたあとのCapoteがなぜ書けなくなったのかということについては,十分に説得的に説明しきれてはいない という気がする.ただまあ,実際にCapoteの精神状態に何が起こったかについては,結局,憶測でしか語ることはできないのだろう.また,この映画を見 てから改めて考えると,「冷血」はノンフィクションというには,フィクションの部分がかなり多いといわざるを得ない.今日の基準でノンフィクションという ならば,あそこまでCapote自身が事件にのめり込んで書いている以上,著者としての立場についての何らかの自己言及が必要なはずだ.でもまあ,それで「冷血」の文学的価値が損なわれているかというと,そんなことはまったくなくて,そこが難しいところではあるのだが.

Wednesday, October 25, 2006

必修の世界史授業せず 「受験に不要」と生徒-富山県立高

教師も生徒もバカですね.

大学入学以降,高校までの社会科の科目の中で何が一番役に立つかといえば,世界史なのは明白です.大学教師の 立場から言えば,大学で教える法律・経済・ビ ジネスといった社会科学の学問を学ぶ際,高校までの勉強で一番重要なのは現代国語と世界史で,次が数学でしょう.また就職してから海外の人間と仕事をする ような場合を考えれば,日本史や地理より,世界史の方が一般常識として決定的に重要なのは明白です.大学入試を首尾よく突破する要領の良さは確かに必要で すが,入試のための知識だけでその先の人生がやっていけるほど,世の中は甘くはない.気持ちは十分分かるけど,今の世の中で,ここまでの価値は大学入試にはないというのが,なぜわかんないんだろうね.

元エンロンCEOに判決(続き)

ホリエモンの逮捕と裁判での検察の方針について,日本では一部に行き過ぎと批判する向きがある.しかし,何はともあれアメリカの株式市場が活況を呈し続け ている背景には,制度の信頼を揺るがしかねない行為に対しては厳罰主義で臨むという,アメリカの規制当局の一貫した方針と,それに対するアメリカ経済界の絶 対的な支持がある.無論,アメリカの規制だって綺麗ごとだけで済んでいないことは明白なのだが,相対的言えばアメリカのマーケットは世界で最も透明な市場 であることは間違いない.あくまで「相対的に」であるが.そしてその背景にあるのは,株式市場というシステムを支えるのは,何よりも投資家の「信頼」であるという認識がある.
 そのような文脈で考えれば,重要なのはライブドアの一件だけを取り出してみた時の責任問題ではない.どうやっ て日本の金融市場が,もっと投資家の信頼を得られるようにするかということであ り,それは単にライブドア事件だけのことではなく,もっと長期的視点から規制当局と民間の両方が真剣に取り組んでいくべき課題である.

Tuesday, October 24, 2006

元エンロンCEOに禁固24年4カ月判決

犯罪の規模も凄いが,量刑もまた凄いというのが極めてアメリカ的.まあ確かに,エンロン事件で年金がすべて吹っ飛んでしまった人も少なくないわけだから, アメリカの経済社会へのネガティブな影響というのは,ライブドアの一件と比べても甚大だったとは思う.とはいえ,やっぱり凄いな.

Monday, October 16, 2006

Phelpsにノーベル経済学賞

欧米の大方の見方は,国際貿易理論のBhagwati-Dixit-Krugmanが最有力であるというものだったが,同時にKrugmanが受賞した際 に起こるであろう様々な論争や,Krugman自身の問題発言(?)の多さから見て,かなり微妙だろうという意見も多かった.私が有力候補として,上記の 3人に続けて挙げていたのはBarro,Feldstein,Sargent,Peter Phillips,そしてEdmund Phelpsだったので,まああたりといって良い範囲だろう.
 受賞理由としては,フィリップス曲線に関するミクロ的基礎付け(この部分は Milton Friedmanと重なる)と,最適経済成長理論における貯蓄の黄金律が主な理由として挙げられている.そういう意味では,マクロ経済学のミクロ的基礎付 けにおける貢献であると一括りにすることもできるであろう.
 Krugmanは,個人的には,あと10年は貰えないのではないだろうかと想像する.日本人は,もらうとしたらJerry Hausmannと一緒に雨宮先生というのが,今となっては唯一残された可能性のような気がする.

Monday, October 02, 2006

Christopher Cross公演(9/30)

遊び呆けていた9月後半の締めくくりとして,BlueNoteのクリストファー・クロスの公演に行って来た.案の定,30代後半から40代以上のいい大人ばかり.今年もまた来るBos Scaggsに比べると,ほとんどが自作曲な分だけ一本調子ではあるけれど,SailingThink of Laura,十八番のニューヨークシティ・セレナーデと, 知っている曲ばかりなので感情移入しやすい.後はアンコールのBeach Boysメドレーが素晴らしかった.何よりもシンガーの声がBeach Boysの曲にピッタリあっていて,これだけ見事なBeach Boysのカバーは初めて聞いた.外人の客は本当にフロアで踊ってたし.

公演後の妻の感想
「若いころはもっと容姿と声が一致していたんでしょうねえ」

見知らぬ観客のおじさんの感想
「いやあ,声だけ聞いて顔を見なきゃよかった」

クリストファー・クロスが,ポッチャリしたロジャー・クレメンスの従兄弟みたいなルックスなのは,20年前からなんだけどねえ...まあ,何はともあれ,肩肘張らずに楽しめた一晩だった.

Sunday, September 17, 2006

Brad Mehldau Trioの公演

に奥さんと一緒に行って来た。この人、正直、最初は物凄く好きな訳ではなかったのだが、Live in Tokyoで目覚めて次第にのめり込み、今はとにかくCDが出れば買うという、数少ないミュージシャンの一人になってしまった。
  何というか、歯切れが悪いというのとは違うが、良くも悪くもドライブ感のあまりない音楽を作る人なので、頭でっかちだとかJazzではないとかいう悪口 を言われがちだ。でも、やはり物凄い才能の持ち主であることは間違いない。出れば買うミュージシャンのもう一人のJoe Lovanoが、Liveの凄さほどには、CDに感動を覚えないのに対し、Mehldauは音楽に疾走感がない分だけCDの方がピンとくる。しかし、結局 5回も6回もアンコールを繰り返し、演奏は2時間を軽く越えた。最後の最後までドライブ感がない演奏なのは変わらないが、頭でっかちで、気取り屋ではある が、性格は凄く良いヤツなんだろうなという気がする。
 自分でも、今のところ、この人の音楽の本質を上手く言葉で表現できているとは思えない。そのうち腰を据えて、突き詰めて考えてみたいと思っている。

Wednesday, August 16, 2006

翻訳いろいろ

よせばいいのに,またぞろ翻訳の仕事を引き受けてしんどい思いをしています.まあ本そのものについては日本語訳をあえて出す意味が十分あるとは思うのですが,何ぶんメインの著者がヨーロッパ大陸の人なので,英語の表現に分からないところが多くて妙な汗を結構かいています。
 翻訳の仕事の難しさに関しては,かなり昔に香西泰氏が,まさに私が思うところを述べています:「翻訳は労多くして功少ない仕事であり、しかも誤訳の危険 は非常に高い。...よくわからないところ、気づかないところは残らずにいまい。」(ニスカネン「レーガノミックス」日本経済新聞社、訳者あとがき)。ち なみに香西泰氏自身のニスカネンの本の翻訳は,非常に質の高い仕事です.にもかかわらず,巷に経済書,特に金融関係の本の,いい加減極まりない翻訳のなん と多いことか...

Monday, July 10, 2006

イタリアが優勝

するとは思っていたが,頭突きまでは予想できなかった.まあジダンらしいと言えばらしいが...イタリアはPK戦が苦手と言われてはいたが,いまのブッ フォン の充実ぶりを考えれば,明らかにPK戦はイタリアの方が有利だったと思う(と言う割には,ブッフォンはことごとく読みを外していたが...).

個人的なベスト・イレブン
FW: クローゼ(ドイツ); C.ロナウド(ポルトガル)
MF: ジダン,ヴィエラ(フランス); カカ(ブラジル); ピルロ(イタリア)
DF:  カンナバロ,グロッソ,ザンブロッタ(イタリア); テュラム(フランス)
GK: ブッフォン(イタリア)

MVP: ブッフォン(イタリア)
ベストマッチ: イタリアvsドイツ(準決勝:2-0)
ベストゴール: マキシ・ロドリゲス(アルゼンチン) 対メキシコ戦延長98分

ああ眠い...

Thursday, July 06, 2006

テュラムとカンナバロ

二人ともユーべのDFだが,ともに準決勝は凄かった.まったくユーべは,幹部が八百長まがいのことなぞしなくてもセリエA二連覇できただろうに.

特にカンナバロ.イタリアvsドイツの録画を見直したが,一点リードした延長後半ロスタイム,つまりこれ以上はないという完璧なセイフティ優先の時間帯 に,キャプテンのセンターバックが思いっきり飛び出してボールカットして,カウンターでダメ押しの二点目.ジラルディーノのヒールパスも,デルピエロの ループシュートもオサレだったが,やっぱり起点になったキャプテンが一番凄かったわ.身長・ポジションが同じでも,この先100万年精進しても,我らがオ サレ宮本ではカンナバロの眉毛には勝てん.

「フェネルバフチェの監督に就任...」

トルコ人はアホなのか?

Wednesday, July 05, 2006

中田引退

驚きはない.引退を突きつけられてみて改めて思うが,や はり選手としては衰えていたのだと思う.彼の美学からすればJ復帰は有り得なかったのだろうし,ヨーロッパに残っても満足のいくオファーがあるとは考えに くいという判断もあったのだろう.しかしそういう彼の生き方は,私にはやはり抵抗がある.好きか嫌いかで言えば小野や俊輔よりもはるかに好きな選手だが, どちらかといえばバッジョやカズのようにあくまでサッカーに,あくまで代表にこだわり続ける生き方のほうが,私にはしっくりくる.あくまで私には,だ が.

ミサイル...

7発目ですか.ああ,そうですか.

しかし,ブッシュや小泉よりも子供っぽい元首が,幼児漫画か東スポの記事みたいな戦争ごっこをやらかす国がこの世に存在し,それが日本の隣国とは...ここまで来ると,もう笑うしかない.

イタリアvsドイツ

いやあ,いろんな意味でスリリングな試合...ミサイル2発も飛ぶし.

でも,チームの地力はやはりイタリアのほうが上だったと思う.ザンブロが世界でも1,2を争うサイドバックなのは最初から分かってたけど,W杯前はほとんど知らなかったがグロッソもすごく良い選手だ.デルピエロの投入はトッティと交代かと思ったけど,あそこで敢えてペロッタに代えたことで,チーム全体が攻め続けるんだという意図がハッキリ伝わって良かった(まあジーコとリッピを比較するのは,リッピに失礼だろうが...).デルピエロも最後の最後で男になったし...

え,ミサイル3発ですか...うーん,マッチ・モア・スリリング...

Sunday, July 02, 2006

W杯ベスト4

準々決勝,アルゼンチンvsドイツ以外は全部事前の予想通りになった.まあ接戦になるとは思っていたので,誤差のうちか.

ウクライナvsイタリア: 地力に違いがあり過ぎ.誰が予想してもこうなったはず.

ポルトガルvsイングランド:
中盤は互角.FW(というかルーニー)ではイングランド,組織的な守備ではポルトガルに分があった.そしてキーパーは明らかにポルトガルが上.PK戦までもつれれば,当然の結果.

フランスvsブラジル:
ブラジルはすべての面で高水準のチームで,キーパーも良いが,組織的な守備に関しては,イタリアとフランスの方が明らかにランクが一つ上.監督の采配の問題もあったが,妥当な結果だったと思う.

決勝はフランスvsイタリアと予想するが,優勝は予測不能.ドイツが優勝するとすれば,決勝の相手がポルトガルになったときだけだと思う.

Wednesday, June 28, 2006

中野ブロードウェイと六本木ヒルズ

5月に中野に引っ越したが,奥さんは若いころ長い間住んだことがあるので,現在の中野ブロードウェイの状況にショックを受けているらしい.私もこの前探検 してみたが,2Fより上は秋葉原の出島みたいになっていて,まんだらけとフィギュア・ショップ,コスプレ・ショップ,それにメイド喫茶で7-8割を占めて いる.(まあ,それで何が悪いわけではないんだが...)
 最近出ている中央線沿線ガイドの類によれば,40年前の中野ブロードウェイは,おしゃ れなお店とアーバンな居住空間が隣接する,さながら今の六本木ヒル ズのような場所だったらしい.それが今やオタク文化の九龍城になってしまっている.そういえば思い当たることがある.ホリエモンも村上世彰氏も,ヒルズ族 の連中はみんなどこかオタクっぽいのだ.あの連中は何かというとメディア上で自分の意見を語りたがるが,それは新時代の主義主張というよりは,自意識過剰 な自己言及であり,ヒルズ族という閉じた集団の仲間内の言語体系での自己肯定である.そして外界が彼らに否定的な言動に出ると,すぐに子供のように逆切れ してみせる.この生態は,オタク族そのものではないか.
 ということは50年後の六本木ヒルズは,猫耳のアンドロイドがマンダラケ・バーでジンファンデルを注いでくれる,日本が誇るオタク文化の虚塔になっているのだろうか? 

Tuesday, June 27, 2006

イタリアvsオーストラリア

昨日のオランダvsポルトガルがあれだけ荒れたからかも知れないが,今日の審判,マテラッツィの赤紙も,最後のPKも厳しすぎるような...
いやあ,それにしても御腹いっぱい.あそこまで守りきって,最後の最後にPKをゲットするイタリアってやっぱりイタリア.

Sunday, June 25, 2006

W杯日本代表

良い方に予想を裏切って欲しいと思っていたが,まあなんと言うか,結局予想通りになってしまった.まあいろいろ感想はあるけど,幾つか重要だと思うことだけ:

*年齢的に,この大会が日本の黄金世代のベストの時期と重なると言われていたが,事後的に見ると,少なくとも中田英と小野については,最盛期は前回のW杯だったと言わざるを得ない.

*加地と駒野との差は明白だった.加地についてだけは,ジーコの慧眼を認めざるを得ない.

*予選グループ最終戦でのネドベドと中田英は,ともに崖っぷちに立っても調子の上がらないチームの中で孤軍奮闘していた.しかし両者の間には「スピード」という面でかなりハッキリとした差があった.それはまたジーコの作ったチーム中盤全体に関して,欠けていることが初めからハッキリしていたものだと思う.正直,中村キノコをチームの中心に据えることについて納得したことはタダの一度もなかったが,もしどうしてもそうするなら,前への突破のスピードがある選手を何人か周りに配することをするべきだった.その場合,福西よりは稲本だし,左サイドも三都主以外の人選があり得たはず.

*川口とキノコについては,共に素晴らしい素質を持った選手ではあるが,ハッキリとした欠点を持った選手であることを認識するべきだ.川口がスーパーセーブを連発したからといって,ハイボールの処理という彼の欠点が消えてなくなるわけではない.オーストラリアに同点に追いつかれたシーンは,間違いなくキーパーのミスであり,川口の欠点が如実に出たシーンだった.

Thursday, June 22, 2006

W杯雑感

 いかに死のグループとはいえ,FWにケジュマンがいるセルモンが3タコだもんなあ.FWがヘナギとスシボンバーの日本は,クロアチアに引き分けただけで も良しとせねばならんのかもしれん.正直,トーゴやフランスみたいに勝手にこけてくれるチームと同組になった韓国は,本当にラッキーだと思う.ただ,韓国 も今のスイスには勝てない気がする.あとポルトガル・スペインは,今回は本当にどっちかが決勝に行くんではなかろうか.

 さて,今夜はイタリアvsチェコがガチンコですぜ親分.消化試合のオランダvsアルゼンチンとは比べものにならんゾクゾク感ですな.

Thursday, June 15, 2006

スペインvsウクライナ

シェフチェンコは可哀想だったが,スペインは非常に良かった.フェルナンド・トーレスは初めてじっくりと見たが,こちらもとても良かった.ただ,まだ絶対 的なエースというところまではいっていないので,決勝トーナメントに行って,強国のDFとガチであたったときにどれくらい通用するか.そして,やはりラウールの完 全復活希望.

日銀総裁、村上ファンドに1千万円(続き)

一応、clarification.
*辞める必要までは無いと思う.
*総裁就任の時点で解約しておけば,まったく何の問題なかった.学者出身の政策審議委員等にはそうさせているはずなので,本人も間抜けだが,就任の前後にチェックして解約させなかった周辺の人間が一番問題.

Tuesday, June 13, 2006

日銀総裁、村上ファンドに1千万円

頭の良い人だと思うし,私心があってやるようなタイプの人だとも思わないけれど,しかしなんでこうも脇が甘いんでしょうかねえ... 胡散臭いのくらい最初から分かりそうなもんだが.

日本vsオーストラリア

采配次第で勝てる試合だったとは思うけど,まあ,あんなもんでしょう.といっても,試合直後はさすがに尾を引いて,すぐ後の米国vsチェコを見ずに寝てしまった.チェコの快勝のようだっただけに残念.

でも前日のオランダvsセル・モンと比べたら,日本もオーストラリアもまあなんと下手糞なこと.

Monday, June 12, 2006

W杯

いよいよ数時間後にはオーストラリア戦ですが...まあ,今回は何はともあれ,必要以上に日本代表に肩入れしないでW杯を見ていこうと思います.いまんと ころ,一試合通してめちゃくちゃ面白いという試合はまだないですね.昨晩のオランダ=セル・モンはかなり期待していて,前半は確かに面白かったんだけど, 後半は少しだれたかな.私の優勝予想は本命ブラジル,対抗がイタリア・イングランド・ポルトガルと,希望をこめてチェコ.

Tuesday, June 06, 2006

という訳で,村上世彰氏が逮捕されましたが... この人はホリエモンほど分かりやすくないと思います.彼の記者会見を全部見た訳ではないですが(あの しゃべり方を聞いていると,到底そんな気にならない),まああれをそのまま鵜呑みにする人は,きっと将来オレオレ詐欺に引っかかる人でしょう.しかし,な んで 日本のM&A関係のファンドの人は,揃って目立ちたがりが多いのかな? 直接知っている人がそんなにいるわけではないですが,外国人の M&Aや再建ファンドの大物経営者と呼ばれる人たちは,大概,表面上はもっと紳士的で,でも本音は結局分からないというタイプの人が多 い気がします.村上氏のように,明らかに一部の人を不快にするような物言いや態度の人はいないし,あそこまで目立ちたがりの人もいない.そもそも経営者が目立つこと自体,この種のファンドの経営にとっては良くないことだと思うんですが.
 村上氏の功 罪について,本人の記者会見も含めて「功」の方を強調する向きはありますが,私はかなり疑問です.ホリエモンのところでも書きましたが,リクルートとい う会社が,江副氏が逮捕されたにせよ,あれだけ多士済々の人材を輩出したのに比べれば,村上ファンドやライブドアが将来の日本の金融業界の発展に対して与 えたプラスのインパクトは,極めて限定的なものだったと思います.

御挨拶

一部で,熱心な読者のいるらしいOut to Lunch! (別名:完全なるひとりごと)ですが,PCを変えてhomepage作成用のソフトを移し変えるのが面倒,というかソフトのCDが見つからないので,これを契機にブログに移行することにしました.