Thursday, January 24, 2013

減額前に駆け込み退職 埼玉の教員100人超

「埼玉県が2月から職員の退職手当を引き下げるのを前に、3月末で定年退職を迎える教員100人以上が1月末での退職を申し出ている」

エコノミストの立場から言えば,こんな事態を引き起こした責任は99%県側にあります。誰かこの知事に「インセンティブ」という言葉の解説をしてあげてください。

Monday, January 21, 2013

New Buys of Old CDs

最近は本当にCDが安くなったので,昨年はいろんなアーティストの古いCDを買ってました。特に素晴らしかったのは:

- David Sylvian, Classic Albums (Brilliant Trees + Secret of the Beehive), EMI.
- 持っていなかった1970年代のSteely DanのAlbum, Can't Buy a Thrill + Katy Lied + Countdown to Ecstacy + Royal Scam, MCA.
- The The, Mind Bomb + Dusk, Sbme Special Mkts.

Favorite Music CDs in 2012

- Jack White, Blunderbuss, Third Man Records
- Brad Mehldau Trio, Ode, Nonesuch
- Robert Glasper, In My Element, Blue Note Records
- Faure: Requiem and Franck: Symphony in D Minor, Philippe Herreweghe + Collegium Vocale + Orchestre des Champs Elysees, Harmonia Mundi Fr.
- 森高千里, The Singles, ワーナーミュージック・ジャパン

次点
- Joni Mitchell, Studio Albums 1968-79, Warner.
- Brad Mehldau Trio, Art of the Trio Recordings: 1996-20, Nonesuch.

Sunday, January 20, 2013

トランスフォーマー(映画)

テレビでやっているけど,いきなり初っ端からオスプレイが出てきている。映画が2007年,オスプレイの配備が2005年だから,まあおかしくはない。つまりオスプレイが本格的に飛行を始めてから,既に7〜8年経っていることになる。いま話題沸騰中(?)のB787は2011年飛行開始。軍用機と旅客機の違いはあるにせよ,これだけ長期間の利用実績がある現在のオスプレイが,そんなにリスクが高い機体かどうか微妙なところである。

事実は小説よりなんとか

年末から新年にかけて,一気に『冷血』を読んだ。久し振りにの高村薫を,まともに読み切ってそれなりの満足感はあったのだが,その前に読んだ『毒婦』のまがまがしさの方が勝ってしまっていて,なんか高村薫が気の毒になってしまった。彼女が素晴らしい小説家であることは間違いないのだが,罪を犯した人間の心の彷徨が常に主題である作家だけに,木嶋佳苗といい,六本木の人違い暴行殺人といい,現実の方でヌエみたいな訳のわからない犯罪者がこれだけ増えてしまうと,小説の中の犯罪者たちがまったくの真人間に見えてくる。

RIETI新春特別コラム2013 (New Year Essay for RIETI's web page)

「対岸の火事」ではなくて「人の振り見て我が振り直せ」

English version: Learn from the Mistakes of Others Instead of Sitting on the Sidelines and Considering them as Someone Else's Problem