Sunday, December 06, 2009

鹿島vs浦和

NHKで,久し振りにJリーグの試合を最初から最後まで見た.今回は川崎に優勝させてやりたかった気もするが,試合自体はいつもCATVで見ているプレミアのゲームと比較しても,かなり上位に入る面白さだった.いつもこのレベルを期待するのは難しいのは分かっているんだけど,こういう試合がもっと多くなれば,私も喜んで自腹を切ってサッカー場に見に行くよ.

もう一つ印象深かったのは,夜のニュースで,朝方決まったW杯のグループリーグ組み合わせについてインタビューに答えていた,この試合の観客達のこと.鹿島と浦和のハードコアのサポーターの,それもテレビ局側が選んだ受け答えだけを放送しているのだから当たり前なのだが,極めてまっとうな大人の意見を述べていた.岡ちゃんが,自分自身で無理だと分かっていても「ベスト4を目指す」と言わざるを得ないこと.選手達の方も十分それを分かっていて,彼について行く覚悟を決めていることなど,こもごもみんな咀嚼した上で,極めて玄人っぽい受け答えをしていた.マスコミやネット上での,くだらない専門家の「コメント」などとは比べものにならない.こういうファンがいるんだから,なんだかんだ言っても日本のサッカーはまだまだ大丈夫だろうという気がした.