奇妙なところのあるW杯だった.前回の決勝進出チームがともにグループ・リーグで消え,ブラジルも早々に自滅.ドイツはバルサ的な美しいサッカーを志向し,オランダは一昔前のドイツ的なフィジカル・サッカーで優勝を目指し,スペインのみが(ユーロの時ほどのクォリティは見られなかったが)淡々とスペイン的なサッカーをやっていた.
とはいえ,オランダ監督のファンマルバイクの立場は分かりやすい。現人神であるクライフはさておき,オランダ人の世界的指導者としてはファンハール,ヒディンク,それにせいぜいアドフォカートがいる位である。ファンハール(アヤックス)もヒディンク(PSV)もクラブでヨーロッパを制しているが,ファンマルバイクは小野がいたときのフェイエノールトでUEFA杯を獲っただけで,オランダリーグ優勝すらない.もしW杯優勝監督になれば,一気にファンハール,ヒディンクとの立場は逆転するはずだった訳で,ファンマルバイクにとって一世一代のチャンスであったことは間違いない.
とは言え,選手の絶対的な質はファンハールやヒディンクがオランダ代表を率いたときよりも明らかに下であり,それがあのような極めてオランダらしからぬ,美しくないチーム戦略につながった.それでも勝てば官軍だっただろうが,決勝戦のオランダは結局「美しくない敗者」となってしまった.とは言え,他のやり方ではトーナメントのもっと早い段階で消えていただろうが.
そういう訳で,ファンマルバイクは人生を掛けた賭けに敗れた.W杯後の彼の評価は,いわば1.5流のモウリーニョといったところで,スペインやプレミアのトップクラブから御声が掛かるとは思えない.とはいえ彼に同情する気にもならないのだが.
Wednesday, July 14, 2010
Tuesday, July 13, 2010
2010W杯ベスト・イレブン my choice
GK カシージャス(スペイン)
DF マイコン(ブラジル); ピケ,プジョル(スペイン); ラーム(ドイツ)
MF シャビ(スペイン); スナイデル(オランダ); シュバインシュタイガー,トマス・ミュラー(ドイツ)
FW ビジャ(スペイン); フォルラン(ウルグアイ)
ベストゴール: ルイス・スアレス(ウルグアイ) 対韓国(後半35分)
ベストマッチ: 日本 vs デンマーク
DF マイコン(ブラジル); ピケ,プジョル(スペイン); ラーム(ドイツ)
MF シャビ(スペイン); スナイデル(オランダ); シュバインシュタイガー,トマス・ミュラー(ドイツ)
FW ビジャ(スペイン); フォルラン(ウルグアイ)
ベストゴール: ルイス・スアレス(ウルグアイ) 対韓国(後半35分)
ベストマッチ: 日本 vs デンマーク
Monday, July 12, 2010
決勝のMan of the Matchは
カシージャスだろう.大会MVPはやはりシャビか.
オランダは頑張ったと思うが,このチームはW杯で優勝すべきチームではなかったと思う.ロッベンはオーフェルマウスより上だろうが,それ以外はほぼすべてのポジションで98年のオランダの方が選手の質は上だった(ベルカンプ,ファンデルサール,デブール兄弟,セードルフ,ダーヴィッツ,スタム...).
ああもう6時だ...。
オランダは頑張ったと思うが,このチームはW杯で優勝すべきチームではなかったと思う.ロッベンはオーフェルマウスより上だろうが,それ以外はほぼすべてのポジションで98年のオランダの方が選手の質は上だった(ベルカンプ,ファンデルサール,デブール兄弟,セードルフ,ダーヴィッツ,スタム...).
ああもう6時だ...。
Thursday, July 08, 2010
ドイツ vs スペイン
予想通りスペインが回してドイツが受けるという展開で,正直ドイツの方が6:4で有利かと思っていたが,結果として先制点がスペインに入った時点で,もう一度追いつくだけの余力はなかった。最初に受けに回ったことが,逆にスペインに調子を取り戻させ,そこでスペインが攻め急がずに辛抱強く大人のサッカーをしたことで,ドイツは思った以上に消耗してしまった。スペインサッカーがここにきてエンジン全開という見方もできるし,なぜドイツは(昔のドイツのように)試合を壊してでも勝ちに固執しなかったのかという気がしなくもない。
ドイツ vs スペイン
極めてまったりした前半。基本的にスペインが回して,ドイツが受ける形だが,どちらも高速カウンターが得意なだけに無理な攻めはしていない。同じ理由で,どちらが先制点を取るかが鍵であり,取った方が9割方勝つだろう。
Sunday, July 04, 2010
ベスト4
ドイツ vs アルゼンチン
妥当な結果だとは思うが,個人的にはマラドーナに勝たせてやりたかったな。やはりベロンが出られなかったのが痛かったか。
スペイン vs パラグアイ
こちらも妥当。後半,セスクを投入してから点が入るまでのスペインは,本当に見ていて楽しいサッカーだった。岡田JAPANは当初これを目指して挫折し,直前に現実路線に切り替えたわけだが,日本のサッカーがこのレベルに達するのはいつのことか。ビジャとカシージャスは,普通にあれくらいはやれる男達だ。
ドイツ vs スペインが事実上の決勝戦か?
妥当な結果だとは思うが,個人的にはマラドーナに勝たせてやりたかったな。やはりベロンが出られなかったのが痛かったか。
スペイン vs パラグアイ
こちらも妥当。後半,セスクを投入してから点が入るまでのスペインは,本当に見ていて楽しいサッカーだった。岡田JAPANは当初これを目指して挫折し,直前に現実路線に切り替えたわけだが,日本のサッカーがこのレベルに達するのはいつのことか。ビジャとカシージャスは,普通にあれくらいはやれる男達だ。
ドイツ vs スペインが事実上の決勝戦か?
Saturday, July 03, 2010
ウルグアイ vs ガーナ
改めてダイジェストを見たけど,スアレスのハンドは凄いねえ。日本vsパラグアイで,本田があれをやったら日本のマスコミはどう書いたんだろうか? まあそれくらいの事をする覚悟がなければ,ベスト8には行けないんだということなんだろうけど。
しかしギャンは可哀想だった...「あの壷はいいものだ」(マ・クベ)
しつこい?
しかしギャンは可哀想だった...「あの壷はいいものだ」(マ・クベ)
しつこい?
サッカー日本代表報道
マスコミは手のひらを返したように持ち上げ始め,それを見て「だから日本のサッカーは駄目なんだ」と評論家モドキどもがネット上でわめきだす。
いや日本の本当のコアのサッカーファンも,代表選手達も,そこまで愚かではないよ。オシムに言われなくても,本田や長谷部は既に次のワールドカップのことを考え始めている。その一方でコアのファンなら,パラグアイがベスト16の壁を越えるのに何世代も掛かったことを知っているはずだ。
言いたい奴には勝手に言わせておけばよい。結局のところ,代表選手たちが自分達自身以外の誰かに対して責任を負っているのだとすれば,応援するファンにではなく,無論日本サッカー協会にでもなく,将来の日本代表を目指す子供たちに対してだけだ。
いや日本の本当のコアのサッカーファンも,代表選手達も,そこまで愚かではないよ。オシムに言われなくても,本田や長谷部は既に次のワールドカップのことを考え始めている。その一方でコアのファンなら,パラグアイがベスト16の壁を越えるのに何世代も掛かったことを知っているはずだ。
言いたい奴には勝手に言わせておけばよい。結局のところ,代表選手たちが自分達自身以外の誰かに対して責任を負っているのだとすれば,応援するファンにではなく,無論日本サッカー協会にでもなく,将来の日本代表を目指す子供たちに対してだけだ。
ブラジル vs オランダ
言わしてくれ。
何だこれ? ワールドカップのベスト8で,これまで幾多の名勝負を演じてきたブラジルvsオランダというカードで,何でこんな糞みたいな試合になるんだ。それらしかったのは,前半最初のブラジルの得点のみ。これなら日本vsデンマークの方が100倍ましだわ。最後まで見て本当に損したわ。
何だこれ? ワールドカップのベスト8で,これまで幾多の名勝負を演じてきたブラジルvsオランダというカードで,何でこんな糞みたいな試合になるんだ。それらしかったのは,前半最初のブラジルの得点のみ。これなら日本vsデンマークの方が100倍ましだわ。最後まで見て本当に損したわ。
Wednesday, June 30, 2010
終戦
PK戦になると分かっていればGKは楢崎の方が良かったような気がするが,まあしょうがない。両チームの実力からすれば,勝敗の結果は妥当と言わざるを得まい。日本が勝つとすれば,120分以内に点を取って勝つしかなかったのだろう。
さて明日からは研究に専念しよう。
さて明日からは研究に専念しよう。
日本 vs パラグアイ
延長突入。
バルサ=オランダ=スペイン好きの評論家連中には極めて評判が悪そうな試合展開だが,相手がよりによってパラグアイなんだからしょうがない。下手にこちらが攻めたら相手の思う壺。まあすっきりしない事は確かなんだが。
バルサ=オランダ=スペイン好きの評論家連中には極めて評判が悪そうな試合展開だが,相手がよりによってパラグアイなんだからしょうがない。下手にこちらが攻めたら相手の思う壺。まあすっきりしない事は確かなんだが。
Monday, June 28, 2010
ドイツ vs イングランド
やはり,イングランドの2点目が明らかな誤審で認められなかったのが,試合のバランスを崩してしまった。ある意味,面白いと言えば面白いんだが,サッカー本来の面白さではない。何だかなあ。
Sunday, June 27, 2010
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