学部入試の2次試験の試験監督を終えた後,妻と待ち合わせて,Richard Bonaのライブを聞きにブルーノートへ.CDでは,あまりピンと来るものがなかったのだが,ライブは良いかも知れないという予感はあった.で,大正解.ワールドミュージック系のライブとしては,これまで聞いた中でもベストの部類に入る.ブルーノートでほとんど全員立って踊っているというのも,今まで経験のない状態だった.
ベースのみ,もしくはボーカルのみでRichard Bonaに匹敵するミュージシャンは何人もいると思うが,それが一つのミュージシャンの中でハイレベルで結実しているという点では,稀有の存在だと思う.その意味では天才だと思う.ただ,それが単なるハイレベルのエンターテイメントの枠を超え,アートとしてどういう影響を及ぼしていくかについては,まだいま一つ見えないところがある.
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