Sunday, December 26, 2010

日本人サッカー選手の海外移籍

ギリシャ危機勃発以降ユーロの為替レートは相対的に下落し,今度はアイルランドで,次はポルトガルか? さすがにスペインまで行くとEU経済全体がかなりヤバイことになるのは間違いない.ただユーロ安自体は,EU内の上手くいっている国に恩恵をもたらしており,ドイツあたりの景気はかなり上向き加減.

最近の日本人の海外移籍がブンデスに集中しているのは,そこら辺も影響しているのかもしれない.キャメロン首相が財政赤字の削減を公言しているので短期的に英国経済は弱含むだろうが,プレミアのトップチームの場合はオーナーも選手も海外組が多勢なので,あまり影響はないのかもしれない.まあ学生と同じで,若い日本人が海外を経験することは重要なので,どんどん揉まれてきてほしい.

Friday, December 10, 2010

Britpop

忙しかった11月が終わり,もはや年の瀬.ボーナスが出たからという訳でもないが,ほとんど知らなかったブリットポップの代表選手のベスト・アルバム2枚をAmazonで購入して試してみた.結論から言うと,私はOasisよりBlurの方が気に入りました.Oasisの方が売れるのは分かるけどね.でもやはり,その二組よりRadioheadが(というかThe Bends)圧倒的に気に入っているな.

Sunday, October 24, 2010

新宿のジュンク堂で

「よんでますよアザゼルさん」の最新刊と,マツコ・デラックス「世迷いごと」を購入する.レジで若い女性の店員さんに渡すとき,ちょっこし恥ずかしかった.

Saturday, October 23, 2010

内閣府ESRIのプロジェクトが出版されました

植田 和男 編著『世界金融・経済危機の全貌:原因・波及・政策対応』慶応義塾大学出版会,第1章「サブプライム危機の深層と米国金融システムが抱える諸問題」.
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766417753/

Wednesday, October 13, 2010

日経のノーベル経済学賞の解説記事

「ダイヤモンド教授が理論の基礎を作り、それをモルテンセン教授とピサリデス教授が労働市場に応用した」とある.本当か?

私の理解では,サーチ理論の一番最初はスティグラー(1982年にノーベル賞).今回受賞の三人の中で,もっとも初期から貢献しているのはMortensenのはずである.Diamondは,1970年代の終わりにMaskinと書いた一連の論文によって,この分野に参入し,80年代初めに書いたマクロ経済学へのインプリケーションについての一連の論文と,MIT Pressから出版したモノグラフで,この分野の第一人者とみなされるようになったと記憶している.

Tuesday, October 12, 2010

ザック・ジャパン第2弾: 日韓戦

本田・松井は,まあ特別良いというほどでもないがいつも通り.長谷部・長友は,このチームの汗かき役としてなくてはならない感じになってきた.

香川は,今日の試合に関しては少しボールに足がついていない感じ.内田は,攻撃の時は良いんだけど,守備に回った時に(特に長友との対比で)プレーが軽い感じが拭えない.

前田は普段を見てないので何とも言えないが,ポストプレーは他のFWよりは一枚上のような気がするが,点取り屋としてはちょっと物足りない.FWは結局,岡崎と前田でしばらく様子を見ることになるのだろうか?個人的には,森本はいくら待ってもブレークしないような気がしている.

遠藤・中村憲剛はオシム・岡田時代の中心選手ではあるが,二人とも今後の伸びしろがあるという年齢でないだけに,彼らに取って代わるような若手の台頭を期待したい.逆にCBの二人は,中澤がもう結構な年齢だし,このままスタメンに定着できるように頑張って欲しい.

Monday, October 11, 2010

ついでに言っておくと,

Fさんと我々の企業別・産業別の雇用のボラティリティの研究も,ある意味でサーチ理論とつながっているのだよ,K君.だから早く頑張って,DPを仕上げましょう.

今年のノーベル賞は

Peter Diamond 達に与えられた.

http://nobelprize.org/nobel_prizes/economics/laureates/2010/

公共経済学等で他にも膨大な業績があるにもかかわらずサーチ理論で一括りにされてしまうのは,ちょっとDiamondが過小評価になってしまうきらいはあるが,極めてオーソドックスかつ妥当な選考結果であると思う.他の二人については,Pissaridesは正直なところ評価できるだけの知見を持ち合わせていないが,Mortensenは極めて妥当だと思う.サーチ理論に限定するなら,三人の中でもMortensenの貢献が一番大きいだろう.

まあ,世界金融危機に始まった現実経済の混乱が一段落しない限りマクロ経済学者,特に財政金融政策関係の研究者(BarroとかJohn Taylorとか)がもらうのは難しいだろう.ファイナンスはそのさらに先.また,逆に行動経済学の研究者に与えるというのも,いまのこの状況では,政治的というのとはちょっと違うだろうが,ちょっとあざとい感じがして見送られたのかもしれない.

Friday, October 08, 2010

ザックJapan初陣

アルゼンチン相手に勝ったのにも驚いたが、ディフェンスの布陣は何だこれ? 今野と栗原? ある意味、これでメッシ、テベス相手に守り切ったことの方が驚異だ。怖るべしザッケローニ。

Sunday, October 03, 2010

ダイワウーマン

無論、織り込み済みの展開ではあるのだが、これ悪びれずにやれてしまうのが黒木メイサと沢尻エリカの違いではないだろうか。

オバマ政権の経済政策

ちょっと前にサマーズがNEC委員長を辞しており、前後してローマーもCEA委員長を、オーザグがOMB長官を辞めること表明している。そういう意味ではオバマ政権の経済政策は転換点を向かえつつあるのだが、辞める人間の人事自体は、米国の大学のon leaveの期間は通常二年間なので、終身雇用権失っても良いというのでない限りさほど驚くべき話ではない。特にサマーズに関しては、バーナンキのかわりにFED議長にでもなっていたら話は別だろうが、彼の自尊心(エゴとも言う)を満たせるポジションは政権内に無かったので、今さら(学長を首になった)大学に戻ってどうするんだという話もあるが、まあ十分予想された話ではある。

さて、彼らが去った後の米国のマクロ経済政策はどのような方向に向かうのだろうか?今の米国の不況をオバマ政権の経済政策のせいにするのは、客観的に見て酷であり、そのこと自体を批判する気はないが、クリントン政権との対比で言えば、大統領本人の手際?の悪さも目立つ。民主党でありながら、実業界と良く言えば極めて良好な関係にあった、悪く言えばズブズブの関係にあったクリントンと異なり、オバマは良く言えば清廉潔白だが、悪く言えば融通がきかな過ぎる。米国が資本主義国家である限り、所詮、企業と全面対決したまま経済運営ができる訳もない。結局、ここに来てオバマ政権も大きな譲歩を余儀なくされつつある。今になって格好の悪い方向転換をする位なら、最初から突っ張るなよ、という話で、中国との領土問題のゴタゴタで後から腰砕けになった、どこかの国の政権と似たようなものである。中間選挙で負けるのは避けられないだろうが、勝負はその後で、ここで(クリントンのように)上手くオバマが立ち回れないようなら、米国の先行きもかなり怪しくなってくるだろう。サマーズ達の後任人事も、その様な大きな枠組みの中で見ていくべき問題である。

Saturday, October 02, 2010

スーツの直し

去年から今年にかけて、かなり痩せたため、昔作ったスーツが緩くなって特にズボンが履けたものではなくなってしまったので、久し振りに(一年半?)にテーラーに顔を出した。ただのウェスト詰めなのだが、あまりに大きな直しなので、途中で一度様子見に合わせに来てくれということで、かなりの大事になってしまった。クールビズが終わって、一番貫禄がついていた頃に買った、持っている唯一のイタリア系のスーツを来て職場に行ったら、これがまたひどい。15分に一回くらいの割合で、一日中ズボンの裾を踏みつけていた。しょうがないので、週末にサスペンダーでも買いにいくか。しかしやはりスーツの場合は、何といってもサイジングが肝だねえ。

Tuesday, August 31, 2010

AKB48はまだ全然駄目ですが,

Perfumeの顔と名前は一応覚えました。

ザッケローニが日本代表監督に就任

ザック・ジャパンですか.

当初の方針とは,かなりずれたような気がするが,そもそも人探しの責任者の原の方針・考え方も十分訳が分からなかったので,これはこれで善しとしよう.イタリア人が,日本のチームを指導するとどういうことが起こるのか,多少不安はあるが,楽しみであるという期待感の方が大きい.

Tuesday, August 17, 2010

世界金融危機後のマクロ経済学(その2)

DSGE批判その2.まあソローの場合は幾らなんでも極端なんだけど.

Wednesday, August 04, 2010

世界金融危機後のマクロ経済学

どうなるかは,あと2,3年経ってみないと分からない.ただリーマン・ショック前に幅をきかせていた,いわゆるDSGE+New Keynsianのコンセンサスが,所詮great moderationの副産物に過ぎなかったことは,今となっては明らかであろう.Financial frictionを組み込んだモデルは90年代初期からあったにも関わらず,さらに現実の米国金融システムが問題を抱えていることは明らかであったにも関わらず,2000年代は主に実物経済のみに焦点をあてたDSGEモデルの不毛な発展?が繰り広げられていた.アカデミックな研究が,数量的な意味で現実経済を上手く説明できなければならないという必然性はないのだが,DSGEの場合,それを売り物にしていただけ罪は重い。具体例としては,オバマ政権の景気刺激策の評価に関する,以下のFinancial Timesの記事をどうぞ.

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4082

Wednesday, July 14, 2010

ファンマルバイクの賭け

奇妙なところのあるW杯だった.前回の決勝進出チームがともにグループ・リーグで消え,ブラジルも早々に自滅.ドイツはバルサ的な美しいサッカーを志向し,オランダは一昔前のドイツ的なフィジカル・サッカーで優勝を目指し,スペインのみが(ユーロの時ほどのクォリティは見られなかったが)淡々とスペイン的なサッカーをやっていた.

とはいえ,オランダ監督のファンマルバイクの立場は分かりやすい。現人神であるクライフはさておき,オランダ人の世界的指導者としてはファンハール,ヒディンク,それにせいぜいアドフォカートがいる位である。ファンハール(アヤックス)もヒディンク(PSV)もクラブでヨーロッパを制しているが,ファンマルバイクは小野がいたときのフェイエノールトでUEFA杯を獲っただけで,オランダリーグ優勝すらない.もしW杯優勝監督になれば,一気にファンハール,ヒディンクとの立場は逆転するはずだった訳で,ファンマルバイクにとって一世一代のチャンスであったことは間違いない.

とは言え,選手の絶対的な質はファンハールやヒディンクがオランダ代表を率いたときよりも明らかに下であり,それがあのような極めてオランダらしからぬ,美しくないチーム戦略につながった.それでも勝てば官軍だっただろうが,決勝戦のオランダは結局「美しくない敗者」となってしまった.とは言え,他のやり方ではトーナメントのもっと早い段階で消えていただろうが.

そういう訳で,ファンマルバイクは人生を掛けた賭けに敗れた.W杯後の彼の評価は,いわば1.5流のモウリーニョといったところで,スペインやプレミアのトップクラブから御声が掛かるとは思えない.とはいえ彼に同情する気にもならないのだが.

Tuesday, July 13, 2010

2010W杯ベスト・イレブン my choice 

GK カシージャス(スペイン)
DF マイコン(ブラジル); ピケ,プジョル(スペイン); ラーム(ドイツ)
MF シャビ(スペイン); スナイデル(オランダ); シュバインシュタイガー,トマス・ミュラー(ドイツ)
FW ビジャ(スペイン); フォルラン(ウルグアイ)

ベストゴール: ルイス・スアレス(ウルグアイ) 対韓国(後半35分)
ベストマッチ: 日本 vs デンマーク

Monday, July 12, 2010

決勝のMan of the Matchは

カシージャスだろう.大会MVPはやはりシャビか.

オランダは頑張ったと思うが,このチームはW杯で優勝すべきチームではなかったと思う.ロッベンはオーフェルマウスより上だろうが,それ以外はほぼすべてのポジションで98年のオランダの方が選手の質は上だった(ベルカンプ,ファンデルサール,デブール兄弟,セードルフ,ダーヴィッツ,スタム...).

ああもう6時だ...。

W杯決勝

イニエスタ~~~!!!

Thursday, July 08, 2010

ドイツ vs スペイン

予想通りスペインが回してドイツが受けるという展開で,正直ドイツの方が6:4で有利かと思っていたが,結果として先制点がスペインに入った時点で,もう一度追いつくだけの余力はなかった。最初に受けに回ったことが,逆にスペインに調子を取り戻させ,そこでスペインが攻め急がずに辛抱強く大人のサッカーをしたことで,ドイツは思った以上に消耗してしまった。スペインサッカーがここにきてエンジン全開という見方もできるし,なぜドイツは(昔のドイツのように)試合を壊してでも勝ちに固執しなかったのかという気がしなくもない。

ドイツ vs スペイン

しかし,ここまで疲れているドイツも始めて見た。

ビジャ→トーレス

相手にユーロ決勝を思い起こさせる作戦か?
しかし万が一,追いつかれた時には絶対ビジャが必要だと思うのだが…。

ああトイレに行っている間に

プジョルが…!!

ドイツ vs スペイン

時間が経てば経つほど,パワープレイに出られるドイツが有利なような気もするが,これだけ回されると消耗するし,実際ボアテングはセルヒオ・ラモスに振り回されて交代。

ドイツ vs スペイン

極めてまったりした前半。基本的にスペインが回して,ドイツが受ける形だが,どちらも高速カウンターが得意なだけに無理な攻めはしていない。同じ理由で,どちらが先制点を取るかが鍵であり,取った方が9割方勝つだろう。

Sunday, July 04, 2010

ベスト4

ドイツ vs アルゼンチン
妥当な結果だとは思うが,個人的にはマラドーナに勝たせてやりたかったな。やはりベロンが出られなかったのが痛かったか。

スペイン vs パラグアイ
こちらも妥当。後半,セスクを投入してから点が入るまでのスペインは,本当に見ていて楽しいサッカーだった。岡田JAPANは当初これを目指して挫折し,直前に現実路線に切り替えたわけだが,日本のサッカーがこのレベルに達するのはいつのことか。ビジャとカシージャスは,普通にあれくらいはやれる男達だ。

ドイツ vs スペインが事実上の決勝戦か?

Saturday, July 03, 2010

ウルグアイ vs ガーナ

改めてダイジェストを見たけど,スアレスのハンドは凄いねえ。日本vsパラグアイで,本田があれをやったら日本のマスコミはどう書いたんだろうか? まあそれくらいの事をする覚悟がなければ,ベスト8には行けないんだということなんだろうけど。

しかしギャンは可哀想だった...「あの壷はいいものだ」(マ・クベ)

しつこい?

サッカー日本代表報道

マスコミは手のひらを返したように持ち上げ始め,それを見て「だから日本のサッカーは駄目なんだ」と評論家モドキどもがネット上でわめきだす。

いや日本の本当のコアのサッカーファンも,代表選手達も,そこまで愚かではないよ。オシムに言われなくても,本田や長谷部は既に次のワールドカップのことを考え始めている。その一方でコアのファンなら,パラグアイがベスト16の壁を越えるのに何世代も掛かったことを知っているはずだ。

言いたい奴には勝手に言わせておけばよい。結局のところ,代表選手たちが自分達自身以外の誰かに対して責任を負っているのだとすれば,応援するファンにではなく,無論日本サッカー協会にでもなく,将来の日本代表を目指す子供たちに対してだけだ。

ブラジル vs オランダ

言わしてくれ。

何だこれ? ワールドカップのベスト8で,これまで幾多の名勝負を演じてきたブラジルvsオランダというカードで,何でこんな糞みたいな試合になるんだ。それらしかったのは,前半最初のブラジルの得点のみ。これなら日本vsデンマークの方が100倍ましだわ。最後まで見て本当に損したわ。

ブラジル vs オランダ

うーん,何かブラジル自滅っぽいっすねえ。

Wednesday, June 30, 2010

終戦

PK戦になると分かっていればGKは楢崎の方が良かったような気がするが,まあしょうがない。両チームの実力からすれば,勝敗の結果は妥当と言わざるを得まい。日本が勝つとすれば,120分以内に点を取って勝つしかなかったのだろう。

さて明日からは研究に専念しよう。

PK突入

日本とパラグアイ,お互いのチームの持ち味が相乗効果を生み出した結果,韓国 vs ウルグアイとは,まあ何と対照的な試合になってしまったことか。まあここまで来たらなるようになるしかない。

日本 vs パラグアイ

延長突入。

バルサ=オランダ=スペイン好きの評論家連中には極めて評判が悪そうな試合展開だが,相手がよりによってパラグアイなんだからしょうがない。下手にこちらが攻めたら相手の思う壺。まあすっきりしない事は確かなんだが。

Monday, June 28, 2010

ドイツ vs イングランド

やはり,イングランドの2点目が明らかな誤審で認められなかったのが,試合のバランスを崩してしまった。ある意味,面白いと言えば面白いんだが,サッカー本来の面白さではない。何だかなあ。

Sunday, June 27, 2010

しかし

ウルグアイの2トップは凄いねえ。スアレスは名前しかしらなかったけど,本当にいいFWだ。

韓国vsウルグアイ,アメリカvsガーナ

韓国はいいところまでは行ったんだが,オランダ戦の日本と同じで,勝てる気はしなかった。やはりホームのアドバンテージ無しで,アジア勢が南米の強国に勝つのは難しいということか。

でもホームのアドバンテージという割に,アフリカ勢がガーナしか残っていないというのは寂しい。思い入れがあるわけではないが,そういう意味ではガーナが勝ってよかったかな。しかしギャンか...。目のところが一つ目で,十字になっている奴だ。マクベだよね?(年齢がばれるな)

Saturday, June 26, 2010

日本予選突破

本田がFW???と最初は思ったが,スパレッティが指揮したローマが一流のFWを買えなかったため,トッティのワントップという布陣を敷いてそこそこ成功していたことを考えると,そんなに奇をてらった作戦という訳でもない。ローマの場合は,トッティがボールをキープして,後ろからデロッシやペロッタが飛び出してくるというシステムだったのだが,確かに点を取られてからのオランダ戦後半とデンマーク戦では,それに近い攻撃的なシステムとして機能していた。とは言え,長期的にはやはり本職のセンターFWが出てきて欲しい。

ブラジルやアルゼンチンとあたるよりは若干ましだというだけで,ガチンコのパラグアイは相当に強いだろう。今晩の韓国の対戦相手のウルグアイよりは,かなり強いはずだ。どうせ負けるなら,ミーハーながらイタリアとやりたかったな。

Monday, June 21, 2010

ポルトガル vs 北朝鮮

うーん。5点目くらいまでは,もう勘弁してやれよという感じだったけど,7点も取ってしまうと笑うしかない。何だかんだ言っても,日本と韓国は東アジアでは頭一つ抜けているということか。

Friday, June 18, 2010

ブブゼラは

携帯のバイブと紛らわしい。

Thursday, June 17, 2010

アルゼンチン vs 韓国

前半の最後に1点を返したまでは素晴らしかったが,その後はやはり駄目だった。

テクニックもあるが,それ以上に根性とフィジカルを前面に押し出したプレー・スタイルという意味で,韓国はアジアのアルゼンチンなのだ(そしてパク・チソンはアジアのテベス)。そして同じようなスタイルの国同士が真正面からぶつかれば,ジャイアント・キリングを期待するのは難しい。韓国にしてみれば,やはりゼロゼロで引き分け以外にはチャンスは無かったのではないのか?

しかし次にオランダとやる日本も,明日は我が身。くわばら,くわばら。

Wednesday, June 16, 2010

うちの奥さん2

小島よしおより,クリスチアーノ・ロナウドの方が格好いい。

Tuesday, June 15, 2010

人間力2

「闘莉王がいるのがドイツの時と違う」って,それじゃスタジオのオサレ番長の立場がないではないですか。まあ,その通りなんですが。

人間力

相変わらず,含蓄があるんだかないんだか(たぶんない)わからんコメントが多い。

阿部くん

エリア内で,エトーを引っ張るのはやめましょう。PK怖いです。

Monday, June 14, 2010

日本 vs カメルーン

松井→本田で,素晴らしいゴールなのだが...,ひょっとしてカメルーンは下手なのか?

オランダ vs デンマーク

これをレベルの高い試合と言う人が多いかもしれないが,良く似たタイプのチームが正面からぶつかれば,地力に勝る方に有利に試合が転がるのは当たり前のこと.その意味では凡庸な試合.
デンマークが本当にオランダを倒しに行くのなら,ユーロの時のロシアのような戦い方をしなければ.まあデンマークにアルシャビンがいないことも確かなのだが.

フース・ヒディンク

前のエントリーを書いた後,Numberをめくってみたらヒデインクが開幕前に「ガーナとスロベニアに番狂わせの匂いがする」と言っていた.うーん,やはり恐るべしヒディンク.

セルビア vs ガーナ, スロベニア vs アルジェリア

どちらも地味だが,どちらも締まった良い試合だった.特にセルビア vs ガーナ.
セルビアは,ユーゴの伝統を引いたテクニシャン系だが,センターバックのビディッチを中心に守りも堅い.ガーナは,モウリーニョの頃のチェルシーに似ている.あそこまで組織されていないが,身体能力をより前面に押し出した感じ.でも南アフリカやアルジェリアに較べれば,同じアフリカ勢とはいえ,はるかにヨーロッパ的に組織されている.
どちらかというとセルビアの方が好みだったが,審判の判断(退場)と魔が差したとしか言えないミス(ハンドでPK献上)で,ガーナが競り勝った.これで,D組はよほどのことがい限り,ドイツとガーナで決まりだろう.

Sunday, June 13, 2010

うちの奥さん

ブブゼラはハエの音みたい。迷惑。

韓国 vs ギリシャ,アルゼンチ vs ナイジェリア

韓国ファンにとっては最高の試合だろうが,単にサッカー・ファンとして見ると,この上なく低レベル。無論,問題は韓国ではなくてギリシャ。まるで自国の経済問題が乗り移ったかのような,とても前々回のユーロ・チャンピォンとは思えない低レベルのプレー。

しかし,マラドーナのスーツ姿は初めて見たよ。

Saturday, June 12, 2010

ワールド杯開幕

開幕戦「南アフリカ vs メキシコ」
どちらも超一流のチームという訳ではないが、南アフリカは少し軽めだが、まさにアフリカ的だし、メキシコは毎度おなじみのメキシコ。点の取り方も、いかにもそれぞれのチームらしい。確かにW杯は面白い。

Monday, May 31, 2010

日本vsイングランド(続き)

オシムは高く評価しているようだが,これくらいのポテンシャルは以前からあったはず.とはいえ攻撃の物足りなさは相変わらずだし,体力的に最後まで守りきれないところも変わっていない.まあ韓国戦までが悪すぎたわけだが...古株のサッカーファンとしては,一喜一憂するというよりは,とりあえず一安心という所か.

PS 個人的な意見を言えば,本番は俊輔をスタメンに入れない方がいいと思うのだが...

Sunday, May 30, 2010

日本vsイングランド

センターバックがゴールして,センターバックがOG二発で逆転負け...というのも,何か日本の現状を反映している.攻撃ばかり問題視されているが,やはり守備の問題も根深い.まあ,雨がかなり降っていたようなので,なんとも言えないが.

収穫は川島,それと阿部・長友くらいか.

Sunday, May 23, 2010

CL決勝

今週末は学会だったというのに,結局,早起きして見てしまった.

うーん,確かにインテルが守備的だった面は否めないが,個々の選手のクオリティーは絶対的にインテル>>バイエルン.特に得点シーンは,2点ともバイエルンのセンターバックがクソ過ぎる.結論としては妥当な結果かと.

Saturday, May 15, 2010

谷亮子、民主党から出馬

かつてのナンシー関の予言通り.

本人の体質的には自民党だと思うんだが、勝ち馬に乗るが得策と見たか、結局、自民も民主も違いは無いということか。勝間さんと同じ匂いがすると思うのは、私だけ?

Wednesday, April 28, 2010

『龍馬伝』の武市半平太は

もう別れたようですが,去年あたりまでPuffyの由美と付き合っていたのですね(そんな私は亜美派)。

どれが一番大きいニュースか?

「検察審査会が小沢幹事長を起訴相当と判断」
「沢尻エリカ,勝手に離婚宣言」
「殺人の時効廃止」
「ギリシャ国債,格下げで投資不適格」

事業仕分けは霞んでしまったねえ。

TRICK 劇場版

日曜の晩だったが,TVでの放送を見た。
そうか,琴美は成海璃子だったのか...。

Tuesday, April 20, 2010

プレミア・リーグ

アーセナルは終戦.

だがマンチェスター・ダービーは面白かった.マンウーは好きではないが,それでもスコールズは素晴らしい.まさにベテランの味の決勝点.

Sunday, April 11, 2010

中村梅之助

週末,カゼ気味なので,家でグダグダとテレビを見ながら過ごし,『血槍富士』などという,大昔の時代劇をみることになった。こういうときは,CATVというのはある意味有難い。ドラマ自体は微妙だったが,やはり主演の中村梅之助はいいねえ。杉良太郎も悪くないけど,遠山の金さんはやはり中村梅之助だよねえ(松方弘樹は論外)。

Monday, April 05, 2010

なぜ民主党は大勝できたのか?

少しまどろっこしい部分もあるが,自分が常々考えていたことをデータを踏まえて,ちゃんと検証してくれていて,政治学の本としては久々に面白かった。

菅原琢 『世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか』

アーセナル

せっかくファン・ペルシーが帰ってきそうなのに,セスクもアルシャビンも,もう今シーズンは駄目そうなんて,なんと間が悪い.まあ下と大分離れているし,トップチームとの対戦は済んでいるので,プレミアムの三位以内は問題なさそうだけど.

Thursday, March 04, 2010

オリンピック雑感(2)

しかし日本も凄い.国の援助もタカが知れているだろうに,とにかくありとあらゆるマイナー競技に日本人が出場している.韓国みたいに,有力競技は国が懸命にバックアップしてくれるわけでもない.中国みたいに,金メダルを取れば一生楽して暮らせるわけでもない.なのに何が日本人の若者達をそこまで駆り立てるのか?

なぜかは分からないが,少なくとも通産省の産業政策や行政指導が日本産業の発展をもたらしたというのは,やはり間違いに違いない.

オリンピック雑感(1)

バンクーバー・オリンピックの前半は出張でインドに滞在.あちらは当然,冬季オリンピックに興味なし.その代わり,もうすぐ開催されるコモンウェルス・ゲームがあたかもオリンピックに匹敵するイベントであるかのように宣伝されていた.そしてテレビでは繰り返し繰り返し,クリケット.オリンピックで,ひたすら自国の存在を誇示しようとする中国のような国もどうかと思うが,ここまで馬耳東風なのもまた何なのかと.

Monday, February 08, 2010

プレミア・リーグ

悪い予想が当たって,アーセナルはマンU,チェルシー戦を続けて落として,優勝戦線から2歩後退.やはりアルシャビンのワントップというのは,フィジカルを前面に押し出したチェルシー相手には分が悪い.最初からベントナーを入れておいても良かったのでは.

Friday, February 05, 2010

Mankiwのブログより

米国の金融機関規制法案については,オバマの人気取りだのなんだのと揶揄する向きも多いが,まあ一朝一夕に出てきたものではないことも確かだろう:

http://gregmankiw.blogspot.com/2010/01/note-from-inside.html

このインサイダーの主張を額面通り受け取るかどうかは別として,この程度の規制強化については,金融のプロを自称する者なら当然予想しておくべきことだと思うのだが.

Saturday, January 30, 2010

「事務次官を「格下げ」、局長と同じ処遇に 首相骨子案」

一部の政治家はこの件について勘違いしている,もしくは選挙民に勘違いさせてようとしているが,これまでのような強力な事務次官が必要かどうかは,ほぼ100%政治家の側の問題であって,官僚の問題ではない。自民党の長期政権下で,官僚のトップが強力な権限を持つに至った最大の理由は,選挙対策と称して年にいっぺんは内閣改造を行い,閣僚ポストを単なる論功褒章の餌として扱ってきたからだ。そんな頻度で交代していたら,大臣が役所の仕事に精通する暇など無いし,政策の一貫性も何もあったものではない。必然的に官僚の方がしっかりせざるを得なくなり,実際上の権限は官僚のトップに集中することになる。自民党の最後の三年間は,選挙対策のために一年毎に総理大臣の首を挿げ替えていたのだから,政策が首尾一貫せずに迷走して国民に愛想を着かされるのは当たり前である。

もし政治家が,本当に事務次官をなくす/大幅に権限を弱めるなら,各大臣は最低でも二年間は任期を全うするべきだし,それだけ任務に精通した人物を大臣に就けるべきである。現政権がそれを成功させることができるかどうかは,官の抵抗うんぬんの問題ではなく,政治家の側の実力の問題である。

米作家サリンジャー氏、91歳で死去

恐らく今でも,ハイティーンの特に男子にとっては,『ライ麦畑』は通過儀礼であるのだろう。私もやはり1~2年かぶれていたような記憶があるが。ところで,我々のくらいまでの世代にとって同じく通過儀礼であった庄司薫も同じような経路をたどりつつあるのだが,結局これ以上小説を書くということは無いのだろうか。

Friday, January 15, 2010

明日からセンター試験

受験生のみなさんには頑張って欲しいですが,今年は試験監督をしなくていいかと思うと,何はともあれ嬉しくて涙が出ます.

Sunday, January 10, 2010

カールじいさんの空飛ぶ家

カールじいさんが旅立つまでがあまりに良くできているので,残りの4分の3の印象が多少薄くなるのは否めないが,ストーリー・作画とも確かに良くできている.泣かせにかかっているとわかっても,泣かされてしまう.前の晩にTVで見た「もののけ姫」が,以前と見たときと同じくやはり訳がわからなかったがために,「カールじいさん」の良さが際立ったのかもしれない.(宮崎駿が全部駄目だというのではなく,「カリオストロの城」や「ナウシカ」,「千と千尋の」あたりは,本当に素晴らしいと思います.)

Friday, January 08, 2010

Best Albums 2000-2009

その時の気分によって,半分くらいは入れ替わるかもしれませんが,とりあえず(順不同):
1. Prime Directive / Dave Holland Quintet, ECM.
2. Live in Tokyo / Brad Mehldau, Nonesuch.
3. Live / Brad Mehldau Trio, Nonesuch.
4. Works for Me / John Scofield, Polygram.
5. Oh! / Scolohofo, Blue Note.
6. These Are the Vistas / The Bad Plus, Columbia.
7. Elephant / The White Stripes, Warner Bros.
8. Beauty & Crime / Suzanne Vega, Blue Note.
9. White Bread Black Beer / Scritti Politti, Rough Trade.
10. Vivaldi: The Four Seasons / Andrea Marcon, Venice Baroque Orchestra, Giuliano Carmignola, Sony.