Monday, March 26, 2007

Happy Feet

早々に前売り券を購入済みの奥さんに付き合って,週末,ペンギンのアニメ映画を見に行く.細部にまで神経の行き届いたペンギンの描写と,アメリカのポップ・ミュージックの本歌取り(?)になっている挿入歌が素晴らしい.最初の3/4はこれまで見たアメリカのアニメ映画の中でも,ベストといっても良いほどの出来.ただ最後の1/4で,主人公のペンギンが,魚が減少している原因を突きとめるために南極を離れてから話が迷走し始め,最後は大風呂敷を広げておいて,結局,無理矢理たたもうとして尻すぼみに終わるといという典型的な展開になってしまった.
 環境問題にコンシャスなのは良いことなのだろうけど,やはり前提として,1つの映画として完成度が高くないとしょうがない.アル・ゴアの「不都合な真実」の(数少ない)悪影響か?

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