Tuesday, July 10, 2018

岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ(2)


感想2(1時間11分あたりから)

なぜ南アW杯直前に大きな戦術変更したのか?という、ラモスの質問に対する岡ちゃんの答え:「ボール際で勝つ」、「11km多く走る」、「中距離パスの精度を上げる」という目標を掲げてやってきて、最初の二つは上手く達成できたが、3番目が全然上がって来なかった。このままでは、世界でやられると思った。


「中距離パスの精度」という問題は今回のW杯でも大きく残っており、日本が目指す方向性の先にいるであろうスペインでも、セルヒオ・ラモス、ブスケッツ、コケといった辺りは、極めて精度の高い中距離のパスを出していた(特にラモス)。体格的にはほぼ同じ、モドリッチと香川真司の質の違いは、近距離のボール回しではなくて、やはり中距離のパスにある。次の4年間、中距離パスの精度を上げる方向にいくのか、それともショートパス・オンリーの戦略に活路を求めるのか? 個人的には前者に行かざるを得ないと思うけど。

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